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WEEKLY “N”|T医師のひとりごと|すずかの気ままにDO!
 
第32回●2005年12月

「すずめ福祉会30周年」

 
  急に寒くなって、外来にも風邪をひいた方が増えてきたように思います。最近は 病院通いで明け暮れ、帰宅すると長女の世話をしてすぐ寝てしまう日々が続いていました。そのためホームページの更新はしばらくごぶさたしていました。(またまた言い訳から始まりました。)
わたぼうしコンサート2005 「すずめ」の最近の様子です。わたぼうしコンサートin kochiが11月26日に開催されました。「すずめ」からも何人かのスタッフが実行委員になり、他の実行委員の方々と一緒に活動しました。私は、頼まれたポスターを勤務先に貼ってもらっただけで何の役にもたっていませんが、当日は長女と一緒に楽しませていただきました。久しぶりにリラックスでき、感謝しています。
(長女は最初から、客席で一緒に歌いまくっていました。)障害のある人たちの気持ちを歌ったこのコンサートが、障害の有無に関係なく周囲にどんどん広がってほしいと願っています。
30周年パーティー
  11月26日の夜は、ホテルで「すずめ福祉会」30周年パーティを開きました。利用者やご家族の皆様、福祉や行政の関係者など「すずめ」の成長を見守ってきていただいたたくさんの方に、ご参加いただきました。本当にありがとうございました。
 その場で、グループホーム「すずめのお宿T」と通所授産施設「旭天神通所センター」について、報告させていただきました。「すずめのお宿T」は、たくさんの方に支えられて先日無事落成しました。入居される方が、明るく暮らせる場になればいいなと思っています。
  「旭天神通所センター」は、建設途中ですが約1000万円の資金不足が生じ、四苦八苦している状況です。現在、「旭天神通所センターの建設を支援する会」が募金活動などを行って何とか支えようとしています。筒井家の家族も支援する会のメンバーの一員です。
 
 福祉会の最初の施設である「すずめ共同作業所」は、30年前に、同じ障害者施設で利用者と職員であった4名の若者の「食・住が保障されているだけの施設ではなく、地域の中で働き、生きていたい」という気持ちから始まりました。その願いをお母さんたちに支援していただき、作業所が発足しました。

 30周年を記念して、「すずめ憲章(すずめの一番大切な決まり)」を作りました。これは、設立当時からの気持ちを忘れずに、これからも活動していくための指針です。

@障害者福祉のみならず、ノーマリゼーション(障害の有無にかかわらず、同じ市民として生活できる社会)の実現を目標とします。
A人が生まれながらにして持つ基本的人権を守ります。人権侵害は決して許しません。
Bあらゆる活動においてすべての人を最大限尊重します。
C常に利用者を中心として活動します。
Dすべての事業において民主的で透明な経営を行います。
Eそれぞれの地域に根ざして活動します。
F同世代と同じくらいの収入になるような雇用の場づくりに社会にさきがけて取り組みます。 

  以上のような内容です。この大切な決まりに沿ってこれからも活動して行きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 最後に宣伝を。お歳暮に燻製工房のハム・ソーセージをお願いできればありがたいです。
また 作業所では、年賀はがきの印刷や干支の土鈴作りを行っています。また、「旭天神通所センターの建設を支援する会」の募金活動へのご協力をお願いいたします。
(宣伝とお願いで締めくくってしまった、今回のコラムでした)
  

  すずめ燻製工房のページ

 

 
 

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