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第278回●2008年3月23日(日)

 「卒業式によせて」

 3月は卒業のシーズンですね。私も今月は 高校と大学、2つの卒業式に臨席しました。
それにしても、昔は「卒業式」と言っていたのに、いつから「卒業証書授与式」に変わったのでしょうね? 卒業証書授与は確かにメインですが、小・中・高校の場合はそれ以外の要素もかなり多いように思うのですが。
 次女の高校の卒業式は、30年前、私も巣立っていった 同じ体育館です。紙吹雪を浴びながら、誇らしく胸を張って卒業していく生徒達。決して後戻りできない青春の、だからこその美しい一コマを追体験させてもらいました。
 一方、こちらは4年ぶりに出た高知工科大学の卒業式。大学こそ、まさに「卒業証書授与式」と呼ぶのにふさわしいでしょう。時間のほとんどが、卒業証書や賞の授与でした。今年は卒業生は611名。学士と修士は代表者に証書を授与しますが、博士は1人ずつ手渡します。表彰者も結構いますので、時間が長くなるのです。

 今回は評議員として、初めて壇上に座らせて頂きました。後ろから式の進行を見るのは、結構面白い体験でした。学生の表情から大学での時間の流れに思いをはせ、(頑張って〜)と、微笑ましくお母さん気分で見ていました。
 この大学を設立なさった橋本大二郎理事長も、今回の卒業式が最後です。祝辞では「この大学ができてから、◯人の卒業生を送り出しました。そして私は、◯人目の卒業生です」と、感慨を込めておっしゃっていました。ちょっと、ジンと来ました。


 これが卒業証書、つまり「学位記」です。私も4年前にもらった時には 思ったよりもぶ厚くて立派なので、驚いたものです。開くと左側が英語表記、右側が日本語表記です。

 ちょっと気になったのは、少なくない留学生の方々の証書も「昭和◯年生まれ」と読み上げていたことです。そういう場合は西暦で表記する方が自然ではないかなぁと思うのですが、どうも「正式な書類だと元号が正しい」ため、そうなっているらしいのです。
 しかし、もうグローバルな時代なのですから 変えた方がいいのではとも思うのですが・・・。

 ところで、高知工科大学の今年の卒業生の就職内定率は98%と、かなり高い数字をキープしています。これも先生方や学生の努力の賜物でしょう。式を終えた学生達の顔も、晴れ晴れとしていました。

 その後、キャンパスで保護者も一緒に、青空卒業パーティーが開かれました。
卒業生のみなさん、高知工科大学での楽しかった日々を糧に、社会にはばたいていってください。応援しています。

 
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