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第307回●2008年10月5日(日)

 「秋の日の、魔法の庭めぐり」

 秋の日の日差しが心地よく感じられる季節になりましたね。
金曜日に、久しぶりに五台山の牧野植物園に出かけました。

 正門を入っていくと、あらら、ウエディングカップルが記念写真を撮っているじゃないですか。新婦はきれいなピンクのドレスがグリーンに映えて本当にきれい。新郎はニコニコして、とっても嬉しそうでした。こういうの、見ているだけで幸せのお裾分けって気分になりますね。
 密かなお目当ては、レストランのデザートです。昨年この季節に来たときに食べた、イチジクのデザートがおいしくて、忘れられなくて。(笑)
ショップを通り抜け、木の大屋根の下、レストラン 「アルブル」へ向かいます。
 おっとその前に、今日のケーキをチェック!うーん、残念ながら私のお目当てのいちじくのコンポートはありませんでした。どうしよっかな〜。

 週替わりのランチ(1050円)を頼みました。ここも、おいしくて健康な食事を提供する「野菜で元気店2008」レストラン部門に参加しているお店です。(第282回参照)スープ、付け合わせ、サラダと たっぷり野菜が使われていました。かなりお腹が張って、ケーキはリタイア…。
 隣のショップで見つけた、面白いもの。なんと食用カンナで作られた、カンナ酒(焼酎)だそうです。牧野植物園の研究成果から生まれた、と書いてありました。限定3000本だとか。最近の研究って、本当に予想がつかなくて面白いですね。
 植物園の南側もきれいになったと聞いたので、行ってみました。秋のイベントにあわせて、牧野植物園の温室では、 「魔法の庭−五感で感じる花々」 が丁度この日からオープン。魔法の庭ですって?ラッキー、行ってみましょう!

 

 赤い入り口の門の壁には、サボテンが植わっています。驚いたことに、本物でした!中に鏡がはめ込んであって、反対側の景色を映し出して、面白い効果をあげています。

 入ってすぐの壁と、文字通り緑の額縁が 中の世界を少し伺わせ、期待感を盛り上げます。
「 ここって昔、オオオニバスとかがあったよね」などと話しながら入っていくと、様子が以前とはまさに一変していました。
 中は色とりどりの花に囲まれ、「光の庭」「彩りの庭」「香りの庭」と、3つの“五感を磨く庭”に別れていました。見て、聞いて、さわって、嗅いで、そして心で花の美しさを体感する空間だそうです。
 ここは「光の庭」。木漏れ日とミラー(鏡)が、面白い効果を出しています。
 「彩りの庭」。秋の様々な花を楽しめます。色と花の美しさが印象的。
展示プロデュースは、ランドスケープアーキテクト辻本智子さんだそうです。
 この温室は昭和44年に建てられたもので、外枠は昔のままですが、中の様子でこんなに雰囲気が変わるのかと改めて思いました。
 天井を見上げると、いかにも植物園らしい、背の高い植物の葉が扇状に葉を広げていました。まるで、クジャクみたいです。
 一番奥の「香りの庭」には、花に囲まれたベンチがありました。まるでおとぎ話の中に出て来そうな感じでしょ?
 せっかくなので、ここで記念撮影を♪いや〜、舞台背景って大事ですねえ。(笑)
この「魔法の庭」は、10月19日(日)までのイベントだそうです。牧野植物園のホームページのイベントスケジュールは、企画展、イベント、展示会、教室といくつもが目白押し。こんなに元気な植物園は珍しいのではないでしょうか?
 現在はこの他にも「江戸時代の植物画展」(〜10/26)、「花遊山」の企画展(〜11/3)が行われています。時間が無くて1つしか回れませんでしたが、これならたっぷり1日楽しめそうです。


 牧野植物園 入園料 一般500円 (高校生以下無料)

 

 
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