第326回●2009年2月22日(日)
「キャリア教育に思うこと」
そこで、私はあえて苦言を呈しました。「みなさんは、インターンシップという社会体験をしてきました。でもそれは、それだけで完結するものではないはずです。今、この日常につながってこそ、生きた社会体験になるのです。まず、話を聞いて頂くのにふさわしい身だしなみを整えることから始めて下さい。また、話を聴く姿勢はどうですか?」と。
学生達の目が、真剣になりました。大勢の顔が上がり、大教室の空気が少しキリッと引き締まったようでした。 キャリア教育は「生き方の種まき」とも言われます。自らが選んだ場所に適応していく力、自分で切り開いていく力をを身につけること。そうしたお手伝いが、ささやかながら これからもできたらと思っています。