それに、JRの高飛車な文面も気になります。普通はこういう場合、「申し訳ございませんが…」などの丁重な文面になると思うのですが「ご注意ください」だけ。まるで昔のお役所みたいです。利用者に不便をかけることはまったく意に介してないのですね。やはり、こういう体質なのかと残念です。
駅員さんに聞いてみると、JR本社から通達があったとかで、四国の駅すべてがそうなるのだそうです。来年、大河ドラマ「龍馬伝」があり、駅前には関連パビリオンもできるというのに、駅にはトイレットペーパーもないなんて。県外観光客の方々に対しても、恥ずかしい限りです。
今年のお盆、JRは「1000円高速」や高速バスにしてやられたのでしょう。ニュースを見て心配していましたが、やはりこういう影響が出て来たのですね。高速道のトイレはきれいで、色々な設備も整っています。これではよけい水をあけられてしまうのではないでしょうか。
トイレットペーパーのうちはまだしも、このままではJRは競争に負けてなくなってしまうかもしれません。高速道無料化なんかよりも交通弱者のためにも、地域の足を守らないといけないのではと、考えさせられてしまいました。
しかしJRも、真にお客様の立場に立った経営をして欲しいものです。できるだけ地域の足を守ろうと思っても、こういう対応だと「そんなつもりなら、もういい」とますます見捨てられてしまうのではないでしょうか。同じ結論だとしても、誠意が伝わるような、もう少し違う書き方をして欲しいものです。
折しも今日は、衆議院議員選挙の投票日です。今夜遅くには、新しい政治の枠組みが判明します。地方がどうすれば活性化できるのか、そういう視点も大いに気になるところです。これからの政治を、しっかり注視しなくては…。
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