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第420回●2010年12月27日(月)

「2010年から2011年へ向けて」

 早いもので、今年ももうあとわずかです。
今年の出来事に思いをはせつつ、カウントダウンの頃ですね。
 実は半月ほど前、突如ギックリ腰になってしまいました。最初は立っても座っても動いても痛くて大変でしたが、少しマシになってからも影響は続きました。デスクワークの後、机から立ち上がる時も「イテテ…」とうなってましたが、長女の介護はそれ以上に影響しました。

 私一人で抱えていたのに、二人でも腰に負担がかかるので抱えられず、2週間ほど長女は夫が仕事から帰ってくるまで車いすの上で数時間待たざるを得ませんでした。可哀想でしたが、どうしようもなくて。つくづく、健康は個人の問題ではなく、家族の問題だと思いました。

 やっと腰は治ったのですが、次のハードルが待っています。
実は 年明けに医療現場の実情視察に出かけてきます。(早い話が、入院なんですが…笑)。

 私は以前から子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症などの影響で生理の時の出血がひどく慢性貧血で治療と経過観察を続けていたのですが、今年になり仕事にも支障が出るほどになってきました。出張で車を運転している時、貧血で立ちくらみに近い状態になり、「これは危ない」と感じたことがきっかけでした。

 年齢的には閉経が近いからとずっと待っていたのですが、まだかかりそうということや主治医の先生の勧めもあり、もうこのへんで思い切って卒業してもいいんじゃないか、と判断しました。いわゆる子宮全摘手術をすることにしたのです。

 私は以前、卵巣嚢腫で片側の卵巣を切除しています。今回も開腹ではなく、腹腔鏡のオペなら数カ所1cm大に切り負担が少ないので、そうしてもらうことにしました。ただ気になっていたのは、今はまったくない更年期の症状が出るのではないかということでしたが、それは全くの誤解でした。卵巣があればホルモンは出るので、子宮摘出では心配がないそうなのです。それなら安心と、1週間の予定で入院を決めました。

 先日は、1日かけて術前検査をしました。その中で輸血の際に自己血を使えるように採血をしたのです。予定では400ccでしたが、思わぬトラブルが起こりました。180cc採ったところで血が出なくなり、腕を代えてまた針を刺しましたがまったく採れず、急激に気分が悪くなり意識が遠のき、呼吸の仕方がわからなくなりました。医療スタッフの方も少しあわてて、点滴を始めました。

 しばらくすると回復したのですが、結局血は採れずじまい。単なる採血でも、こんなことがあるんだーと思いました。
「180ccしかないのでは、実質役に立ちませんね」と聞いて、またガックリ。


 私の血管はもろいようで、まったくここでは採血できなかったにもかかわらず出血あとはひどく、10日たってもまだこんな状態です。トホホ。

 入院はネガティブな気持ちになりがちですが、せっかくなので何か楽しいことを!と思い、前から見たかった「24」のファイナルシリーズを一気に見よう!と決めました。痛さをこらえるのに、「ジャック・バウアーも戦ってるんだから、自分も頑張ろう!」とか思うと乗り越えやすいかも〜と中村に言ったら、「あれはドラマですよ」と笑って冷静な助言。ま、そうなんですけどね〜。(笑)

 そういうわけで、申し訳ありませんが、来月は1月16日(日)まで休みを頂きます。その後は体の状態を見て…と考えていますが、出張も入ってきており仕事の予定が次々に決まっていくので、「さっさと回復しなくては」と思っています。

 年明けには、私の体を張った医療現場リポートをお届けできる予定です!
そういう私を「転んでもただでは起きない」と、友人は褒めてくれました。(笑)
(褒めてるのか?)

 これから急激に寒くなります。皆さまもお体にはお気を付けくださいね。
それでは、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

 

 
 
 
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