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第523回●2012年12月30日(日)

 「たくさんの思い〜2012」


 2012年、平成24年ももうすぐ暮れようとしています。
さて
先日、とても素敵な贈り物を頂きました。ご紹介させてくださいね。

 このハート型、可愛いでしょう?ワッフルなんです。送ってくださったのは岩手県宮古市の榎本さん。そう、ミニタイガープロジェクトの仲間の榎本さんです。

 これは田老地区で被災し、現在は仮設商店街「たろちゃんハウス」で営業中の老舗「田中菓子舗」の人気商品です。元々の人気商品はかりんとうだったそうですが、被災によって現在は製造休止。しかし東京で洋菓子の修行をした息子さんが帰郷してこの黒糖ワッフルを復興商品として売り出し、人気を集めているそうなのです。

手のひらほどの大きさで、ずっしりと重みがあり、食べ応え満点です。


 このワッフルに付いている、ハート型のメッセージカードに大変心を打たれました。

表には、「たろうの思い」と書いてあります。

 広げると日本語と英語で、世界中から震災の支援を受けたことに対する感謝のメッセージが書かれています。

「親愛なる世界中の友へ
私達は 2011.3.11を忘れません。けれども、未来へ向かって進まなければなりません。
共に。世界中から寄せられた多くの支援に感謝しつつ。私達は希望を携えているから。
私達には夢があるから。 たろうより」

 さらに広げると、四つ葉のクローバーの形になっています。裏側には、被災前の宮古市田老地区全景が…。このお菓子の裏にある思いの強さに圧倒されました。それに、このデザインは秀逸です。「いわてデザインネットワーク・ボランティア」により作成されたそうです。

 宮古の若者有志が発行しているフリーペーパーも同封してくれました。復興への道は半ばですが、街に笑顔が増え活気が戻ってきている様子、多くの支援に感謝しながら頑張っている様子が伝わってきます。

「少しずつ『日常』がもどってきています。ありがとう」など、たくさんのメッセージが掲げられていて、温かな気持ちになりました。

 

「いっつも笑ってんねって言われんの ありがとう。」と大きな字が躍るおばさんの写真。本当に素敵な笑顔です。

いつも思うのですが、東北の方々の実直さ、誠実さ、我慢強さには心を打たれます。
日本人の美徳の原点を見る思いで、居住まいを正したくなり、改めて彼の地に思いをはせずにはいられません。


 さて、がらっと変わって。こちらは昨日思いがけず頂いた、人・みらい研究所のロゴが入ったプリザーブドフラワーのフォトフレームです。開けた瞬間、「うわ〜、きれい!」と声を上げてしまいました。

 以前講師のお仕事でご一緒していた、白石美奈子さんの作品です。


 白石さんは大阪にいらっしゃり、もう10年以上お目にかかっていません。「未熟で恥ずかしいのですが、筒井さんのことをイメージしながらアレンジしてみました」というお手紙が添えられていました。イメージしてくださった色が偶然、私の大好きなパープルからピンクだったのも嬉しく、感激でした。


 
今年もこの他に、たくさんの方々からの「思い」を頂きました。皆さん、本当にありがとうございました。
新年も私達からの思いをまた、お伝えして参りたいと思います。

 次回のコラムは1回お正月休みを頂きまして、1月13日(日)再開予定です。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 
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