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第527回●2013年2月2日(土)

 「絶品の清水サバ丼と、万次郎足湯

 以前から冬の土佐清水市に行ったら、ぜひ食べてみたいものがありました。
足摺出身の幼なじみが「トロよりもうまい!」と絶賛していた、とれたての「清水サバ」です。足摺沖で一匹ずつ釣り上げ、生きたまま水揚げされる脂ののったゴマサバです。

 土佐清水市役所から東へ1kmほど、海の駅あしずり内にある足摺黒潮市場に立ち寄りました。この店のすぐ横が清水の漁港です。そりゃ、新鮮なはず。

 ところが、近頃清水サバが不漁だそうで、価格が高騰しているようです。

「土佐の清水サバぶっかけ丼」を注文したのですが、 「昨年11月に1000円から1200円に値上げしました」と書かれていました。「たかがサバにそんなにお金かけなくても…」とも思いましたが、せっかく来たので食べてみよう。

 

 「サバの生き腐れ」という言葉もあるほど、サバは鮮度の低下が著しい魚です。
そのため普通、刺身では食べませんが「清水サバ」は新鮮なので、土佐清水では刺身でもよく食べられているのです。

 そして、来ました!清水サバのぶっかけ丼が。 
お店の醤油みたいな調味料をかけて、「いただきま〜す♪」


 一口食べて、衝撃!新鮮で脂ののったサバがこんなにもおいしいとは〜!
ブリブリした歯ごたえと、脂の甘み。そして、タレがまたおいしさを倍増しています。

今までサバは控え選手だったのが、一躍レギュラー、それも エースに昇格した感じ。
サバの認識が変わった瞬間でした。

この調味料は、味付出汁しょうゆ「黒潮一番」。(土佐清水海洋開発株式会社)
手作りどんぶりのたれで、酒・みりん・醤油にめじか(宗田カツオ)節を使っています。
実は土佐清水は、宗田カツオ節のシェアが全国の8割を誇る「ダシの本場」なのです。

「そりゃおいしいはずだわ〜」と惚れ込んで、大きい瓶(360ml、530円)を2本買いました。(刺身どんぶりにかけると絶品です。)

 

 さて、足摺岬のこの灯台のある風景は有名ですよね。
展望台からは海、また海の絶景が見られます。

最近 この近くにちょっとした癒やしのスポットができているそうなので、そこへ足を伸ばします。
 それがこちら、「万次郎足湯」。平成21年にオープンしたそうです。
土佐清水市出身のジョン万次郎にちなんだ名前ですね。

四国霊場88カ所巡りの金剛福寺が近くにあり、しかも無料なので、お遍路さんにも気軽に立ち寄ってもらえるような癒やしの場所です。

 中に入ると、全面ガラス窓の向こうに、青く広がる海。
地元のおばさんやお姉さん、お兄さん達が静かに座っていました。
きれいな景色を見ながら、冷える冬にも足下からじんわりと暖められ
心まで
ほっこりとさせてもらえます。

うーん、極楽〜♪


 足下はこんな感じ。ゆったりと座れます。
常連みたいなおばさんと、少しおしゃべりしたりもまた良しです。

 目の前には居ながらにして、日本有数の大きさを誇る白山洞門が眺められます。
花こう岩の洞門としては日本一らしく、高さは16m・幅17mで、県の天然記念物です。

 もちろん、この下の浜まで下りていくこともできます。
足摺の海は本当にきれいで、透き通って海底が見えるのが嬉しくなります。
 足ふきタオルは一枚100円の協力金をお願いしています。
良心市みたいですね。
人間の善なる心を信じるこのシステムは、外国人には驚きだそうです。
 
 

 

 足摺は、私には小学生の頃からなじんだ第二の故郷と言える場所です。
はるか水平線を眺めては 心を解放し、癒やされる場所でした。

どうかこの美しい海がいつまでもこのままでありますように。

 

 

 
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