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ウィークリーN
 

第549回●2013年6月28日(金)

「島の郵便屋さん」 

 みなさんは、高知県の離島をいくつご存じでしょうか?
宿毛市の沖の島、鵜来島(うぐるしま)、大島、大月町の柏島、そして
須崎市の 中ノ島と戸島(へしま)。
このうち、橋が架かっていないのは沖の島と鵜来島、戸島(写真)だけです。

 

 土佐湾唯一の人の住む離島、須崎市野見湾の戸島を尋ねてみました。

須崎市の中心部から南へ、およそ20分。リアス式海岸の野見湾が広がっています。
この辺りは養殖漁業が盛んな所で、湾にはたくさんの養殖いかだが見えます。



 車で行けるのは、橋でつながった中ノ島までです。
この橋は1982年(昭和57年)につながり、市営バスが1日8便走っています。
 向かいの戸島を見ていると、1人だけの白い船が出発し、6〜7分ほどで中ノ島の港に近づき、接岸しました。

 船を下りていらっしゃった方は、須崎郵便局のNさん。
戸島の3世帯に、毎日郵便物を届けているそうです。
島の方々にとっては、なくてはならない方でしょうね。

 そして高知県でただ一人の、船舶免許を持つ郵便配達人だそうです。


 港の近くの公民館に置いていた、郵便局の赤いバイクにまたがり
次の配達先へと向かいます。
 Nさんは退職後も、委託で戸島への配達をなさっているのだそうです。
確かに、代わりの人はおいそれとはいないことでしょう。

 赤いバイクは中ノ島をつなぐ橋を走っていきます。
今日も、暑くなりそうです。
のどかな野見湾の風景が広がっています。

   

 

 
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