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第584回●2014年3月9日(日)

 「竹の文化を届ける〜竹虎」 

 先月、須崎市の(株)山岸竹材店、竹虎さんに電話応対上級編の研修に伺いました。
竹虎さんは、創業120年になる竹材専業メーカーであり、サービス精神にあふれたホームページでお客さまのハートをガッチリつかみ、ECショップホームページコンテスト・エビス大賞など数々の賞を受賞なさっている、元気な企業さんです。


 店舗は国道56号線沿いの須崎市安和という所にあり、高知インターからは40分くらいで行けます。

 こちらの製品の特徴は、ここにしかない虎斑竹(とらふだけ)を使っているということです。土佐虎斑竹という命名は、牧野富太郎博士によるものだそうです。

 虎斑竹は火であぶると、表面に虎の皮を思わせる模様が浮かび上がるもので、不思議なことに他の地に移植しても模様はできないのだそうです。(高知市の牧野植物園でも試みたそうですが、やはりダメだったとか。)

 この竹の取材には、イギリスのBBCまで来たそうです。これまでのメディア出演は、なんと300回以上!


 「これからの時代を生き残るには、ウェブショップだ」と高知e商人養成塾で学び、努力を重ねて成果を出してこられた山岸社長。この日はなんと東京で所ジョージさんの番組「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(テレビ東京、3月7日放送)出演のためご不在でしたが、代わって明るいキャラクターそのまんまの看板がお出迎え。(笑)
 楽天やヤフーなどに出店しているウェブショップには、全国からお客さまがご注文をたくさん寄せて下さり、その対応をより向上させるための努力をなさっています。

 今回の打ち合わせでも工場長のメール対応が、複雑なことでも驚くほどいつも早く、 相手を大切になさる心には感服いたしました。ウェブショップも、結局大切なのは商品と人の質ですものね。
 研修の後、せっかくなので工場を見せて頂きました。
虎斑竹は品質保持のため、冬場にしか伐採しないのだそうです。
 運が良いことに、めったに見られないと言う竹のあぶり作業も見せて頂けました。
竹をガスバーナーであぶる前(左)と後(右)。
油抜きと言うそうですが、表面がつややかになり、模様もクッキリと際立ち、商品価値の高い竹になります。

 あぶった竹は熱いうちに、ベテラン職人さんによってまっすぐに矯正されます。
これによって、曲がりのない美しい竹材になるのですね。

 竹のコースターで出された、虎竹茶。竹の葉をちぎり、軽くあぶった甘い香りのするお茶です。軽くてスッキリとした味わいでした。
( 実はテレビスタッフに切望され、これを社長はわざわざ所さんに届けにいらっしゃったのだと後から知りました。)

 

 帰りにお店で、このところずっと探していた「美しいお盆」を発見!
竹を編み込んだ竹網代トレー(5,500円)です。
長さは40cm弱で、竹の美しさを再確認でき、大満足でした。

 虎竹の名刺入れも、風格がありました。

 高知の元気な企業さんを拝見すると、元気を頂けます。
みなさん、すごいなぁ。

 うーん、弊社も頑張らなければ!

竹虎本社

高知県須崎市安和913-1
TEL 0889-42-3201

ネットショップ 竹虎

 
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