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第636回●2015年3月15日(日)

 「SAKURA サクラ」

 先週、ある知人から素敵なプレゼントを頂きました。

 きれいなハンカチでしょう?
フェイラーという ドイツのメーカーのハンカチです。
空色の地にピンクの桜が咲き誇る…その美しさに見惚れました。

 箱を開けようとして裏を返すと、こう記されていました。

    SAKURA サクラ
 〜輝きと強さ、時を超えて〜

空一面をうす紅色に染めて、春を知らせる花の使者、さくら。
満開の美しさ、散り際のはかなさ、風雪に耐えて、ほとばしる生命の輝き・・・。
多彩な表情に人生を重ね、時を超えて愛されている花をモチーフに
日本とドイツでデザインしました。
街にも心にも、かならず優しい春が訪れるように再生と復興の願いをこめて。

 再生と復興。
そう、このハンカチは 東日本大震災復興を支援する、「SAKURA(サクラ)」のハンカチだったのです。

改めて、このハンカチの美しさに心を奪われました。
深く秘められた、その想いに揺さぶられました。

これを下さった知人に、深く感謝いたしました。

 実はこのハンカチは、ドイツの名門ブランド「フェイラー(FEILER)」のものです。
伝統工芸「シュニール織」のバッグやハンカチなどの小物で知られています。

「シュニール」とは、フランス語で「毛虫」のこと。モールのようなモコモコした織物で、ハンカチやバッグなどが有名です。

 調べてみるとフェイラーの東日本大震災復興を支援する企画は、2012年から始まったようです。フェイラー社の総輸入元である住商ブランドマネジメント株式会社が企画したのでしょうか。

 2012年から毎年桜をモチーフに、日本とドイツそれぞれでデザインした柄を2種類限定品で発売してきました。その年の4月末までに売れたサクラのハンカチの売り上げの一部を東日本大震災の義援金として寄付しているようです。心が温かくなりました。

 このペールブルーの空にさくらが満開に咲き誇る柄は、日本でデザインした新柄でした。2015年のテーマは「輝きと強さ、時を越えて」。

今も 時々、岩手のグループホームからお便りを頂きます。 
東北の方々はいかがお過ごしなのでしょうか…。


 季節は3月。ちょうどお世話になった教授が高知を離れられるので、高知でボランティアをしてくださった奥様に、感謝を込めてささやかな贈り物を差し上げたいと思っていたところでした。
 ただ奥様とはお目にかかったこともないので、何をさしあげたら良いか決めかねていたのですが、これを見て心が決まりました。

 

 問題は、高知ではこの商品が店舗で買えないことです。ネットで探してみたのですが限定品ということで、すでにほとんど売り切れでした。

 しかし根気よく探していくと、ある百貨店のサイトでだけ、なんとか2種類のSAKURAを買うことができました。
これでささやかながら、想いをお届けすることができそうです。

 東日本大震災から、4年がたちました。
どうか東北の方々が、少しでも心癒されますように。


 
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