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第639回●2015年4月4日(土)

 「新年度の研修 あれこれ」

 弊社のホームページトップには、研修予約の目安をご案内しております。
「○月の研修枠はもう満杯になりました」という、あの一文です。

 実は今年はありがたいことに異変が起きまして(笑)、4月から11月まで、
もう予約枠が一杯になっているのです。

 でもこれは、今後研修をお考えの方にとってはご不便をおかけすることになります。
本当に申し訳ございません。

 実は前回ご紹介しましたTA初級講座6回の2コースと、香美市の職員研修(半年)がこの6月から始まるので、その関係で研修枠が少なくなってしまった事情がございます。また4月〜6月は大学の講義が集中する時期ですが、今年から高知工科大学が香美キャンパスと永国寺キャンパスに別れたため、講義を2つに分けて…といったことも起きました。

 その他、例年講義させて頂いています土佐リハビリテーションカレッジと准看護学院の講義もあり、たまたま今年は申し訳ないほど研修枠が少なくなってしまいました。大変恐縮です。

 さて先日、ある合同新人研修会で一通りのビジネスマナーについて半日かけてお伝えしました。新人研修は学生から社会人への意識の切り替えをする、大事な機会です。皆さん真面目に受講して下さっていました。あいさつもロールプレイで非常に丁寧になりました。
 ところが、帰り際のことです。名札を返却してもらう際、事務局の方に
「ありがとうございました」と一言声をかけて帰った方は半分くらいで、
黙って返却箱に入れた方が4割、中には箱に投げ入れる方もいらっしゃったそうです。

 さぞかし、事務局の方はガッカリなさったことでしょう。私も申し訳ない気分になりました。

 当日体調不良で出席していなかった中村にその話をすると、
「名札を投げ入れた人は何の気なしにやったことだと思います。」
「そうでしょうね」
「事務局の方は、すぐ横にいらっしゃったんですか?」
「それはわからないけど…」
「対【人】と対【モノ】では、全然違ってくると思うんですよ。
投げ入れた方は、【モノ】だけしか考えてなかったんじゃないでしょうか?」

 まさに その通りですよね。
みんなが使った名札を整理してまた次回に使う、それをやってくださる方がいらっしゃると考えられたら、
ちょっとまた対応も変わってくるのかなという話になりました。

 つまり、あいさつ単体だけではなく、「あいさつを通じて意識喚起をし、周囲の人にも配慮できること」に
研修でふれる必要があると認識できたのです。意外に盲点だったかもしれません。
 この経験を、次回の新人研修から活かしていきます。

 今年は桜の満開の時期に雨が続き、本当に残念なことです。

 しかし心の中では、満開の花を咲かせて相手に対応できるような
素敵な社会人が多くなりますように、と願っています。
 
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