WEEKLY "N"　第648回

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第648回●2015年6月6日（土）

　「あれから 10年。」

（中村　覚）
生まれて初めて ○○ を見た、聞いた、食べた、どこそこに行ったなど、歳を重ねるとなかなかそういった経験が少なくなってくるのかなと・・・。でも小さな事にまで目をやれば、けっこう「初めて」なことだらけな気もします。　ちょうど10年前です。生まれて初めて同じ映画を観に2度、映画館に足を運びました。劇中で正義の味方がバッタバッタと悪いヤツらに倒されていく描写に、驚きとスゴミ（？）を感じたのです。勧善懲悪とまではいかなくとも、普通6：4で正義は勝たなくちゃいけないんじゃないの？スゴいねぇぇ。それが「スターウォーズ　エピソード3 シスの復讐」でした。　あれから10年、今年の12月にはスターウォーズの新シリーズが公開されます。既にちまたではスクリーンより一足早く、関連グッズのおもちゃ商戦が始まっております。　助太刀致す！
	手頃なところから、まずはこちら。クローントルーパー。この人達、名前の通り、クローンなんです。詳しいことは省きますが、兵隊さんです。ですから劇中に数限りなく出てきます。「整列、回れ右っ！」よろしく、劇中同様たくさん並べたくなるのが人情。
	1個　200円のカプセルトイで全5種類。 8個買ったら全種類揃いました。しかし揃えることが目的ではありません。たくさん並べることに意味があります。一体、いくつ買えばいいのか・・・（笑）。
	次はこちら。6インチ（約15㎝）のフィギュア、グリードです。グリードというのはこの異星人の名前ですが、おかしな顔して、しかも脇役。正直、なんの思い入れもありません。でも、こんなのが映画の中にいっぱい出てきます。
	商品化されているキャラクター達を見て、「こんなん、（映画に）出てたっけ？」と最初の頃はよく思いました。しかしこれがスターウォーズの魅力！脇役から超脇役まで商品化されます。商品を見て存在を確認してからまた映画を観ると、「この人、ちゃんと出てたんだぁ」とわかります。本末転倒甚だしくしかしながら、それでまた一つスターウォーズに詳しくなった気になります。あぶない、あぶない。（笑）
	続いてTシャツ。ユニクロとのコラボ商品です。実はこれらは友人から頂いた物です。これから夏に向かうのでありがたいことです。
	本来、スターウォーズと言えば、ライトセーバー（光る刀）に始まり、プキュンッ、プキュンッと光線銃での撃ち合い、そして気持ちの悪い異星人がどっさり、こういったのが大まかなイメージかと思います。
	しかしそんな世界感をあえてちょっと外したこれらのデザイン。ほんわかしてきます。
	最後はこちら、全長約11㎝のR2－D2です。「動く！光る！しゃべる！冷蔵庫をサポートする新感覚ガジェット！」と銘打って発売中です。使い方は簡単。
	足裏のスイッチをオンにして、冷蔵庫に入れます。今度冷蔵庫を開けるとセンサーが作動して、首が回転し目の下のライトが点灯して「ピポ　パ・・・ププピ」などと音声を発します。「お腹、空いたの？」とでも言っているのでしょうか。
	冷蔵庫を開けた時のちょっとしたコミュニケーションが楽しめます。笑ったのは2～3分ドアを開けっ放しにしておくと、たまに「ＷAHOOO！」と叫びだします。劇中で身に危険が迫った時のあの音声と同じです。それもそのはず、実は「劇中の音声を使用！」とちゃんとパッケージに書いてあります。
	ボディの大きさに反して本当に音声がリアルなので、何回も聞きたくなります。しかしその度に、冷蔵庫を開け閉めするのは面倒。そんな方のために（？）実は頭頂部分を押せば冷蔵庫の中同様に、ライトが点灯し首を回転させ音声を発するようになっています。つまり机の上でも十分楽しめます。
	暗闇でのセンサー機能を活かすなら、車のダッシュボードの中に入れておくのも面白いです。開けた時に「ピポ　パ・・・ププピ」。　でもこれからの季節は暑いので、入れっぱなしにはご用心。
今回、ご紹介した商品はほんの一例です。夜空の星のごとく（ちょっと言い過ぎ）、とにかく色々な関連グッズが溢れており値段も上を見ればきりがなく銀河系の彼方まで、いやホントに。（笑）

　

　

　

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