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ウィークリーN
第72回●2004年3月23日(火)

「大学院卒業式」

工科大

 いよいよ、大学院の卒業式の日を迎えました。
高知では珍しく桜の開花が遅い今年、あいにくの雨の中、私たち起業家コースはほとんどの卒業生が伝統である?マントと角帽を着用し、卒業式に臨みました。実にクラシックな服装ですが、若い人たちは逆に、「ハリーポッターみたい」と 喜んでくれます。 
(それに、少なくともこれで「保護者の方はこちらへ」と間違われずにすむというわけです!)

 学長と握手

大学の卒業式と院の卒業式は同時に行われます。 ドクター(博士課程)は壇上で1人1人学長から学位証明書が渡されるのですが、マスター(修士課程)は、代表1人が受理され、握手を交わします。 理事長である橋本大二郎知事は、流れるようでいてご自分の言葉での祝辞をお話しになります。いつ聞いてもさすがです。
 学位記をいただく その後、思い出深い教室で、 コース長より立派な学位記が1人ずつ渡されます。 友人や先生方の温かい拍手に包まれて、なんだかとても晴れがましい気分です。この2年間の、この教室での思い出が蘇ってきます。

 尊敬するB先生が、「あなた達のcommencement(学位授与式)は、新たなcommencement(始まり)です」と、おっしゃいました。うーん、さすがうまい表現だなあと感動。特に起業家コースはすでに経営者や社員として働いていらっしゃる方ばかりなので、生活が大きく変わるということは少ないのですが、それだけに新たな気持ちで頑張らねば!という思いを強くしました。

私は友人のN社長とSさんと3人で同時に入学し、A新聞の地域面でも「おばちゃんトリオは意欲満々」という見出しで、大学院入学を取り上げていただきました。工科大ということで、IT関係の最先端の講義に「こんなんわかんないよ〜」とお互いに泣き言を言い、「え、私もわからないよ」に意を強くし(?)、「論文が進まない!」といっては悩み、互いにメールや電話などで「ガンバロウ!一緒に卒業しようね」と励まし合ってきました。


おばちゃんトリオでーす
 実のところ、大学院に行って一番の収穫は、この年になってもう一度学生ならではの丸ごとの自分とつきあってもらえるかけがえのない友人を得たことでした。Nさんは今や尊敬する女性社長からただの親友となり、入学の前に知り合ったSさんは、もう20年来の心の友のようです。これこそが、学生の醍醐味ではないかと思っています。

 その他にも大阪教室に頼れるアニキや同級生もでき、この週末は卒業旅行を兼ね、大阪に研修旅行に行くことになっています。といっても、地域産業振興論の特別課外授業で、日本で最高のサービスと言われるホテルのセミナーを受け、見学するのですが。真面目でしょ?(もちろん、その後の懇親会やカラオケははずせない!ですけどね。)

 その他にも思ってもみなかった方々から「ご卒業おめでとうございます!」と花束やプレゼントをいただいたりして、もう感謝感激でした。ありがたいことです。
大学院起業家コースでNさんと私はご縁をいただきまして、非常勤特別講師で残らせていただくことになりました。実は別の大学の理事でもあるNさんは別格ですが、私にとっては大変ありがたいことです。つくづく幸運を噛みしめると共に、「これからも頑張らなきゃ!」と身が引き締まるのでした。

 

 
 
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