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ウィークリーN
第74回●2004年4月6日(火)

「新入社員合同入社式」

 

 桜の似合うこの季節は、新入社員研修が目白押しです。ちょっぴり緊張した、フレッシュマン・フレッシュウーマンたちがあちこちで見かけられます。 

先日、高知県中小企業家同友会の合同入社式が行われました。中小企業の新入社員は少人数です。今までは各社で行っていましたが、今年初めて、合同でにぎやかに入社式をやろう!という話が出ました。

 合同入社式で来賓祝辞、先輩社員から激励の言葉、記念講演と続いた後、ユニークだったのは、新入社員1人1人の決意表明です。人数が多くないので、会社ごとに1人ずつが「○○社の××です。まだわからないことだらけですが、がんばります!」などと、会場に向かって語りかけました。

中には緊張して詰まってしまう人もいましたが、それもまたフレッシュマンらしくて好感が持てます。こうして、25名ほどの入社式は終わりました。みんな、晴れがましい顔をしていました。だって、厳しい就職戦争を勝ち抜いてきたんだものね。こういうのを見ていると、初心っていいなあ、と つくづく思うのでした。

 この後、新入社員は午後、合同ビジネスマナー研修会で4時間ほどみっちりしごかれたのでした。しかしよく思うのですが、こうして新入社員研修を受けられる新入社員は幸せです。何も教わらず、いきなり現場で覚えろという企業も多いわけですから。

 私はよく新入社員に「教えてもらえるということに感謝してください」と言います。先輩が後輩に教えるのは義務ではなく、好意なのです。「こうした方がスムーズに行くよ」とか「これはこう決まってるからね」とか。教わる方はそれに対し、教えてもらって当然と思わず、「ありがとうございます」と心から感謝すること。そうすれば、両者の人間関係のスタートはまずまずうまく行くはずです。

 さあ、全国の新入社員諸君!頑張っていきましょう。あえてこの言葉を使います。
社会人のスタートを、頑張って良いものにしてください。


 
 
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