今年も夏休みの時期、高校生のための就職セミナーを行いました。そこで出てきた高校生達の率直な意見をここに載せてみたいと思います。　


■高校生のレポートより

・面接によって自分が評価されるのはちょっと不安でしたが、いろんな面から人が見ていることや、態度のことなど聞かして頂いて、とても勉強になりました。

・自分の直す所や 自分の良いところがわかったので、すごく来て良かったなと思います。

・細かい社会のルールや必要とされる人材などについて、授業では教えてもらえないことまで教えてもらえて良かったです。

・もう本当に時間がないのにここにしよう！といった会社がいまだにきちんと決まっていない私。でも何となくいいなと思って、すぐにやめてしまう条件のイメージで決めようとしていた所があり…今日言われてダメだなと気づきました。

・なんとかなるってけっこう考えちょった。甘かった。

・中学校の時にも面接を何回も練習していたので、もう学ぶことはないと思いよったけど、全然違うかった。

■講師からの一言

上記のコメントにもありましたが、高校受験の面接と、企業の就職面接は全く違います。
「なんとかなるろう」では、なんともなりません。きちんとした準備が必要なのです。

現在では高校受験の場合は、基本的には合格ラインですよね。しかし、企業の場合は現在、マイナス要素が少しでもあればジャンジャン落とされます。受験者が多いので基本的には不合格ラインだと思っていいでしょう。その中で、少しでも自分をアピールできないと印象にも残らず、消えてしまうだけです。「無難に仕事をしてくれそう」だけでは、もはや企業は雇ってはくれません。

これは高校生に限らず、再就職を目指している方全般にも言えることですが、積極的に、自分をアピールしましょう。それには、自分自身をもう一度見つめ直し、どこを長所として「これだけは人に負けません！」とアピールするか、です。この基本的なことが案外できていません。まずは足下から、固めていきましょう。