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WEEKLY “N”T医師のひとりごとすずかの気ままにDO!チャレンジ!中学生 YURIKA REPORT☆
ビジネス コミュニケーション
 

VOL.4  「あいさつくらい」と思っていませんか?

 このコーナーがなかなか更新できずに、申し訳ございませんでした。数年ぶりの書き込みになってしまいました。

 さて、このところ数百人規模の組織で研修することが増えてきました。事前に現場を下見させていただくのですが、最近改めて気になっているのが「あいさつ」の少なさです。

 「あいさつ」というと、「あいさつくらい、できている」と思いがちです。ところが、チェックシートで様々な場面に合ったあいさつができているかどうかチェックしてみると、意外にできていないものです。ある病院の医局でドクターのみなさまにしていただいたところ、「息子のテストの点数よりも悪かった…」とおっしゃったドクターもいらっしゃったくらいです。(笑)

 さて、みなさんは、次のような場面でのあいさつはできていますか? 

 

■あいさつチェック

@あいさつの時は、基本的に笑顔である

A職場で外部の方を見かけたら、きちんとあいさつをしている

B電話をかけた時には、「今、お時間よろしいでしょうか?」と聞くようにしている

Cキャッシュコーナーなどで出て来た時、並んでいた人に「お待たせしました」と言っている

Dエレベーターから下りる時、前にいる人に「すみません、降ります」などと声をかけている

 いかがでしたか?研修ではもう少し細かく「基本のあいさつ」と「心遣いのあいさつ」とに分け、「あいさつ力」を100点満点で数値化してみます。サービス業の場合は80点以上が望ましいとしているのですが、その数値が取れているのは20〜30%台といったところが多いでしょうか。みなさん、「もっとできていると思っていた」とショックを隠せません。

 あいさつがきちんとできていると第一印象が良くなりますので、その後のコミュニケーションにも影響します。あいさつ、笑顔、声かけ、丁寧な言葉づかい、傾聴姿勢などはいずれもクレームを起こしにくくなるものです。つまり、美しい接遇をするということは自分たちの身を守ることにもつながるのです。

 ただあいさつをするのではなく、どのようなあいさつをするか、ということも大事ですね。私たち大人のするあいさつは、子供達への背中の教育でもあります。素敵なあいさつができる大人になれるよう、ちょっと再確認してみませんか?


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