私は6月12日に国際交流協会というところに、オーストラリア出身の、レイチェル・ローリングスさんの「異文化理解講座」の講習を受けに行きました。なぜなら、私は「国際交流」というものに、前々から興味があったからです。
「講習」といえば、私の年代(中学生)では、難しくとらえがちなのですが、レイチェルさんはとてもフレンドリーに、そして分かりやすくオーストラリアと日本の関係を話してくれました。
レイチェルさんは、背が高く、とても綺麗な女性でした。オーストラリアのブリスベンの出身で、あのキレイな、グレートバリアリーフの近くに住んでいたそうです。ブリスベンは、オーストラリアの中でも一番古い州で、まわりにコンビニもないので、買い物も2週間に1回程度、まとめ買いをするとレイチェルさんは話していました。
オーストラリアの国旗のことについても話してくれました。オーストラリアの国旗は、イギリスに昔、植民地にされていたこともあり、イギリスの国旗によく似ています。今でもオーストラリア人の尊敬する人は、あのイギリスの女王様の「エリザベス女王」と答える人が多いそうです。右側の輝く星は、日本では見えない星、南十字星だそうで、いろんな意味が国旗にはしるされていることを知りました。
日本が都市への過密の集中問題を抱える中、オーストラリアにも問題点が沢山ある、とレイチェルさんは話してくれました。面積は、日本の22倍もあるのに対し、人口は何と、1900万人程しかいないそうです。高知県でも困っている、「過疎化」です。オーストラリアの中心には砂漠があります。だから、その問題をどうしていくかが課題だそうです。
レイチェルさんの話を聞くと、これから日本とオーストラリアはもっと親しくなる、と言っていました。オーストラリアでは、今、日本語を小学生から勉強しているそうです。そして、日本では、英語を私たちが学んでいます。
このことをまとめると、日本とオーストラリアの国境は、なくなっていくと思います。そして、日本とオーストラリアのように、世界各国、幾百もの国が、国境を越えて交流しあえることを、私は強く願いました。
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