さて、異動で職場は近くなったのですが、相変わらず自動車通勤を続けています。先日、久しぶりに自転車で15分ほどの職場に行ってみました。行くこと自体は、どうということもないのですが、冷房の効いた病院の建物に入って、汗がだらだら流れたのにはまいりました。ハンカチで汗を拭きながら、これも中年になったことなのかと変に感心してしまいました。
そういえば、近頃家族からノネナール【nonenal】 の臭いがするので気をつけた方がいいと注意を受けています。ノネナールとは、皮脂に含まれる脂肪酸である
9-ヘキサデセン酸が酸化分解されて生じる不飽和アルデヒドで、 中高年者特有の体臭の原因となる物質と言われています。まあ、やっかいな年頃になったものです。最近は、ボディーソープや化粧水、肌着も発売され、「おやじ臭さ」はある程度消せるようになっているそうですが、こんなことまで気を遣わなければならないのも悲しいことです。
ところで、今月から来月にかけて地区の夏祭りや鏡川祭りなどに、すずめ福祉会も参加します。もし、「すずめ」のテントをみかけたら、どうぞお立ち寄り下さい。長女は、先日徳島にキャンプに行ってきたのですが、これからお祭りなどのイベントが続くので、とても楽しみにしています。燻製品もお中元シーズンだったこともあり、あちこちから注文をいただきました。本当にありがとうございました。
祭りの後は、１１月に「わたぼうしコンサート」やすずめ福祉会30年記念パーティなどを企画しています。グループホームや新施設建設など法人としての新規事業も進行中です。スタッフにとっては、とても忙しい日が続いています。
病院については、新しい病棟での勤務もあっという間に半月が過ぎました。生まれてこのかた、何事についてもあまり器用な方ではないので、四苦八苦している毎日です。３ヵ月もすれば慣れるだろうと思っていたのですが、まだまだ時間がかかりそうです。
リハビリ関係の病棟勤務が中心ですが、過去に勤務していた脳性麻痺などの子供の障害を扱っていた病棟と比べると、脳卒中や大腿骨頚部骨折などの方の入院している病棟は別世界です。現在は、リハビリの勉強よりも、高齢者の内科的合併症（糖尿病など）の治療に追われている毎日です。診療所で、病院を退院した脳卒中や骨折後などの方の糖尿病などの内科的治療をしていましたので、そんなことを思い出しながら対応しています。
約３ヵ月前まで、青空のもとで訪問診療などをしていたことが、ずっと前のことのように思えてなつかしくなる今日この頃です。今後は、高齢者の寝たきりの原因になる、脳卒中や大腿骨頚部骨折などについても時々ホームページの話題として取り上げて行きたいと思っています。（仕事に慣れるのが、先決ですが…）
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