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WEEKLY “N”|T医師のひとりごと|すずかの気ままにDO!
 
第31回●2005年10月

「秋のあれこれ」

 
  コラムをしばらく休んでいたら、とうとう10月になってしまいました。朝夕寒いときもあり、よる年なみには勝てず、半袖から長袖に衣替えしました。相変わらず病院に往復している毎日です。

 新しい職場である回復期リハビリテーション病棟勤務も3ヵ月が過ぎました。この病棟は、医師・看護師・リハビリに携わる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、介護福祉士・メディカルソーシャルワーカーと様々な職種が、脳卒中や大腿骨頚部骨折などの入院患者さまの回復・社会復帰の支援をしている病棟です。医師は診療と各職種の調整的な役割もしています。

  各職種が定期的に会合を開き、意思統一を図っています。チーム医療という考え方が、特に重要な職場です。在宅復帰をめざすのですが、ご本人の障害の程度や家庭の状況などから療養型病床で療養を続けられる方、グループホームなどの入所施設に移られる方もいます。
  なるべく、ご本人・ご家族のご希望に添いたいとは思うのですが、病状が安定せず断念せざるを得ない場合もあります。当初は、3ヵ月あれば慣れるだろうと考えていたのですが、思うようにはいかず、相変わらず試行錯誤の毎日です。
 

  先日は、美術館に障害者美術展(スピリットアート展)を見に行ってきました。長女と仲間たちが作った作品も展示されていました。作品の中には、長女の通っていた養護学校の後輩の作品や、私が以前勤務していた施設に入っていた方の作品などもありました。それぞれの作品が工夫されており、私も力をもらったような気がしました。
 昨日は、土佐山田のかかし祭りに出かけてきました。すずめ福祉会が模擬店を出していることもありますが、長女の通うデイサービスの仲間たちが作ったかかしも公園内に展示されていました。ピンクのすずめのかかしがわたぼうし一緒に展示されていました。11月26日に開かれる、わたぼうしコンサートの宣伝も兼ねていたのだと思います。途中で雨が降ったのが残念でしたが、楽しませてもらいました。(わたぼうしコンサートについては、すずかのきままにdo!のコラムをご覧下さい。)
 すずめ福祉会は、現在グループホーム「すずめのお宿T」と通所授産施設「旭天神通所センター」を建設中です。今は行政の財政が厳しく公的な補助が受けられないため、資金確保に苦労しております。家族会の皆様や養護学校関係の皆様などを中心に募金活動なども行われています。ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 また、11月26日にはすずめ30周年記念パーティも控えています。ますます忙しくなりそうで不安ですが、何とか乗り切りたいと思います。

 

 
 

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