第1068回 「足摺探訪④ 龍宮神社」

8月11日

足摺探訪、4回目はこれも有名なパワースポットの、龍宮神社です。
(Google My Map で見ると、足摺半島の左下あたりの海岸沿いに赤い丸があります)

前回ご紹介した唐人駄馬から直線距離では2.4km くらいですが、狭い県道を迂回して行くと車で20分くらいはかかるでしょうか。

「樹木のトンネル区間 ライト点灯!!」という呼びかけがあるように、木々が生い茂ってなかなか迫力があります。

龍宮神社の駐車場に着きました。トイレと自販機、バス停があります。龍宮神社までは400m。この鳥居をくぐって、平坦な遊歩道を100mくらい歩くと、広場に出ます。

この広場から左に上ると大平監視台、下に下りると龍宮神社です。

うっそうとした林の中をひたすら、階段を下りて行きます。
帰りはずっと上りで体力 保つかなぁ、とちょっと心配。
行きはよいよい帰りは怖い(笑)

遊歩道を通り抜けると…

パアアーッと一面、絶景が広がります!すごいコントラスト!
この別世界に来た感じは、とうてい写真では伝わらないですね。

正面の磯の岩山の上に、赤い鳥居の一部が見えます。(スマホだと、小さすぎて見えないですが、パソコンでも最初の大きな写真で見えるかどうか?)

ウソみたいですが、岩山の向こうの空には、小さな白いハート型の雲が見えました。

お社に向かう道自体が曲がりくねっていて、まるで龍の背を歩いているようです。

右手の崖の上に、臼(うす)バエの白い灯台が見えます。
海の先には、叶崎や竜串が見えます。

赤いお社の色が、実に印象的です!そしてその後ろには、
「その土地のパワーは雲を見ればわかる」とでも言いたげな、まるで放電しているような雲と空。もちろん、加工写真ではありません。

海の色は青く、吸い込まれそうです。ここは黒潮が日本で初めてぶつかる場所で、有名な釣りスポットでもあります。

「ちょっと一休み」と思って岩に手を置こうとしたら、ウロコがあって仰天!飛び退きました。

龍宮神社ですから龍がいてもおかしくはないのですが…びっくりしたぁ。

振り向くと、階段がず~っと続いていて、森の中腹へ消えています。
なんだか、この世の景色とは思えません…。

雄大な光景に見とれていると、観光客の一団が下りてきました。なんと、台湾からのお客さまでした!あまりメジャーではないここまではるばる訪れるとは、まさにSNS時代ですね。

ここ、きっと夕焼けが壮大だろうなあ…。
見たいけど、その時間までいるのがためらわれるほど、畏怖の念が湧く大自然です。

さて、はるか長い上り階段を帰って行きましょうか。10階分くらいあるのでは。
足腰がしっかりしていないと再訪できないと痛感しましたが、また見たい光景です。