第712回 「近代建築ホテル 学士会館②~シングルルーム」
9月5日
このところ立て続けに台風が襲来し、北海道、東北、九州の各地に被害が出ています。被害に遭われた皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
私も飛行機の予定がすっかり狂ってしまい出先から家に戻れず、大阪から東京へ移動してセミナー受講し、1週間以上家を空けてしまいました。結婚してから初めてのことかも?そのため、コラムも更新できずにすみませんでした。
さて前回に続き、東京の神田にある近代建築、学士会館のご紹介です。
今回もこちらで6日間お世話になりました。
1階のフロントは石造りの柱があり、バックにはステンドグラス。とても落ち着いた雰囲気です。
着いたのは朝だったのでまだチェックインできず、荷物を預けて少しだけ館内散策に出かけることに。これはビジネスホテルには決してない、近代建築ならではの楽しみです。(しかもコラムにできる♪)
フロント左手には、いかにもそれらしい立派な銅像と、中華料理のレストランがありました。
右手には、立派な階段が。そのまま1階の廊下を進みます。
ゆったりした談話室もあります。落ち着いた雰囲気です。飲食や打ち合わせは禁止。「雑誌は学士会で資料として保存しますので、取り扱いにはご注意下さい」という注意書きも、知の集積の一端を見る感じで好ましく思えます。
窓際のカウンター席だけでも、15人くらい座れるくらい長いんですよ。図書室を思わせる感じです。
さて、研修も終わってシングルの部屋に帰りました。扉を開けると、こんな感じ。
扉をふり返ると、こういう光景です。
なんだか、昔の「寮」を思わせる雰囲気です。(ちなみに私は大学の4年間、寮生活をしていました。)
書斎コーナーが昭和っぽくて、素敵♪ここで勉強したら賢くなりそうなので、少しだけしました。(笑)ここではテレビなんて物はニュースを見るだけだから、小さくていいんですよね、きっと。
バス・トイレは別になってます。後付けで新しいもので部屋とはなじみませんが、快適さにも配慮していると思え、好ましかったです。
ご覧下さい、天井が高いんですよ~。窓は縦長で、上部が半円形になっています。
その窓を開けると…
クイズ:これは何でしょうか?
この窓にある、半円形の窓台(?)です。こんな風になってるんですね。間近で見られて、ちょっと得した気分でした。
学士会館のご案内は、まだまだ続きます。