第1137回「ウォーキングの効用」

12月14日

春に人間ドックを受けて「糖尿病のボーダーラインだから、運動して下さい」と言われ、さすがに以来ウォーキングを続けています。やっと半年たちました。

年齢的にも 今運動習慣を付けておかなければ運動機能が衰えてしまうと思い、前にやっていたウォーキングを再開。以前は久万川の土手を歩いていたのですが、ほとんど水平移動ばかりで足への負荷が足りないのではないかと分析し、垂直移動もできるルートを探しました。「そうだ、お城へ行こう!」と思いつき、お城までの往復4Km足らずを歩き 二の丸までの高さ40mほどを上り下りすることに。

お陰さまで 夜明け前の美しい空の色を見て心を動かされたり、声をかけられた韓国の女性にお城を案内することになったり、色々な出会いがありました。

高知城の階段は、158段あるそうです。スマホのアプリでは7~8階上ったことになるようですが、同じ場所に行っているのに日によって上った階数が違うのは不思議。でも狙い通り、足の筋力は土手だけを歩いていた時よりも少し強化されたように思いますし、景色が四季によって大きく違うのも趣があります。

階段を上りきった二の丸はホッと一息付ける場所ですが、この秋は国旗が半旗になっていました。
なぜか不思議だったのですが、三笠宮百合子様がお亡くなりになったからですね。

お城ルートのウォーキングは、約1時間かかります。初夏~秋は暑いので日の出前の5時頃から歩いていましたが、段々と日の出が遅く暗くなり、出発時間も遅くなりました。
私は長女の介護をしているので朝7時までには家に戻り朝の支度を始めないといけませんが、朝6時でも暗くなって出発できなくなってしまいました。日中は仕事で忙しく、夕方4時過ぎには長女がデイサービスから帰ってくるため家にいないといけないので、夕方も歩く時間が取れません。ほぼ毎朝歩いていたのが、気付くと週に3日とかになってしまいました。

でも、午後に歩くと早朝とは違う景色に出会えることにも気付きます。

お城の北側は銀杏並木が葉を落とし、路を美しく彩っています。女子学生がそれを拾っていたり、観光客が写真撮影をしたり、ほのぼのした景色です。

先日は初めて、お昼前に歩いてみました。ルートの終わり近くには、心引かれる光景が。

週末はお客さんが長蛇の列になるうどん屋「三宅」です。平日の昼前だったので、なんと1人しか並んでいません。これはラッキー♪

ということで、最後には食べものに行き着いてしまう私。でも歩き出してから3kgくらいやせたから、まぁいっか!(笑)
最近は少々膝が不安ですが、来年も健康で続けられますように。