第713回 「近代建築ホテル 学士会館③~食事」
9月10日
近代建築ホテル 東京の学士会館のご紹介、3回目は食事を取り上げようと思います。前回ご紹介したシングルルームは、1泊9,936円。これで豪華な朝食が付いています。
朝食会場は1階の「セブンズ・ハウス」。フレンチの「ラタン」と入口は一緒です。
近代建築らしく、どこを向いても落ち着くインテリアです。
和食の朝食。五穀米?、きんぴら、切り身魚、納豆、大根おろしとオクラ、香の物と梅干し、焼き海苔5枚、お味噌汁。全体的に塩加減が絶妙でいかにも健康的でした。
私はもっぱら、洋食を食べていました。無料なのに、卵料理がオムレツ・スクランブルエッグ・目玉焼きから選べるのが贅沢。サラダの具は日替わりでしたが、カリフラワーやブロッコリー、ツナなどかなり良い内容♪あとクロワッサンなどパン2個、ベーコン2枚と、コーンフレーク&ミルク、ヨーグルトと盛りだくさん。
こんなに豪華な無料の朝食、見たことないです!
毎朝感動して、胸もお腹も一杯になっていました。(笑)
学士会館では今時出逢えないような、知的なご年配のまさに「紳士」な方々がいらっしゃいました。こちらの席の男性は、そのまま絵になりそうな雰囲気でした。
さて、せっかくなので宿泊者特典、ステイディナー(6千円→4千円)を体験してみることに。これもコラムに書くためです。(笑)
ステイディナーはお寿司、中華、フレンチの3種あるのですが、フレンチの「ラタン」に行ってみることにしました。
天井の高いクラシックなお部屋の雰囲気に惚れ惚れします。
ここは以前、図書室だったのだそうです。
一人きりなのがもったいない感じですね。
アミューズは、イカと野菜でした。
自家製スモークサーモンと真鯛のマリネには目を見張りました。
紅白のコントラストが目にご馳走の上、とても美味しかったんです。
本日のスープはコーンスープでした。
本日の魚のポワレ バンブランソース。鯛だったと思います。
皮がパリパリで、これも美味でした。
牛フィレ肉のグリル トリュフソース。これはちょっと色合いが惜しいですね。
黒いソースはもう少し減らした方が美しいのではないかと思いました。
デザートは、フランボワーズのムースでした。淡いピンクが綺麗。
ご覧のように、すごくお得感のあるコースでした。ご馳走様でした!
せっかくなので記念写真を撮って頂きました。
この上品な絵は、学士会の会員の方にお借りしているそうです。
「一億まではしませんが(笑)」とのことでした。
お部屋の雰囲気もお食事も堪能させて頂き、とても幸せでした。
次回は最終回で、豪華な宴会場をご紹介いたします。