第1153回「高知城の春を支えて」

4月5日

朝ドラ「あんぱん」も始まり、胸を打つストーリー展開には早くも釘付けです!
それと共に、高知市の観光客もだんだんと多くなってきたと感じています。

習慣付いた早朝ウォーキングで高知城のあちこちを歩いていますが、日頃わからなかったお城の管理やメンテナンスぶりに気がつくようになってきました。

たとえば2月末には、お城の敷地内のあちこちで こんな光景を目にしました。

大きく「伐採」と書かれた紙が、木に貼られています。

「工事予告」の看板も出されていました。3月初旬、1週間ほどかけて伐採作業が行われたのです。こちらは、ビフォーの光景。

アフター。かなり大きな木が根元から、バッサリと切られていました。

切り株を見ると、どれも大きなウロがあったり、中が大きく腐っていたりして、「確かにこれは、いつ倒れてもおかしくないなあ」と感じられるような危険なものでした。最近倒木事故も増えており、今まで気がつきませんでしたが ちゃんとメンテナンスして頂ける大切さを感じました。

こちらは、丸の内緑地にある休憩所です。1年前に作られたばかりのようで、高知工業高校建築科の生徒さんたちによるデザインだそうです。下の方は焼き杉の板を使い、バリアフリーも考えられていますね。

感心したのは、ちゃんと天守閣がよく見えるように、奥が高く設計されていること。いいですねえ!朝はラジオ体操の方が立ち寄ったり、観光客の方が一休みなさったりと活用されていました。プロの方から学生さんまで、いろんな皆さんが協力して高知城を支えているんですね。

そうして今は、「高知城花回廊」の催しが行われています。4月6日(日)まで。

色々な素材と組み合わせて、高知城の世界観を表しています。ウサギ耳の形をした兜は、高知城歴史博物館の所蔵品のレプリカですね。

たくさんのお花の流派が競い合って、より高知城の美しさを際立たせています。
これだけの大きな花々、物価高の今は揃えるのもさぞかし大変なことでしょう。ありがとうございます。

そして、高知城の花見の宴といえば何と言ってもここ!
三の丸の桜は、満開を迎えています。昨年に続き 高知は全国一早い開花宣言をしましたが、その標本木があるのがこちらです。

木々の手前はまるでお琴のような姿の桜なので、私は勝手に「琴桜」と呼んでいます。奥には朝早くから並べられたシートが微笑ましいですね(笑)

早朝の桜の競演は、昼間とは違って静謐(せいひつ)の世界。お酒が一切飲めない私はこちらの世界が好きですが、皆さんはどちらでしょうか。