第722回 「高知の足湯 ベスト3」

11月12日

このところ、めっきり寒くなってきました。寒くなると肩こりがひどくなる私としては、悩みの種です。先日も限界を超えたコリで頭痛がひどくなり、危うく寝込みそうになりました。

そんな時に心強い味方が、足湯です。足は「第二の心臓」と呼ばれるほど、体の神経が多く集中している所。足湯につかることで足全体の血行が促進されて、たまっている老廃物が排泄されるそうです。また足には内臓と関連の深いツボが集中しており、足を温めるだけで内臓全体を温めてくれるんだそうですよ。

というわけで、高知の足湯ベスト3をご紹介しましょう!
第3位は、高知県香南市(高知市から東に車で30~40分)、温泉の駅のいち「くろしおの市」。

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高知黒潮ホテルの駐車場の中にある直販所の中にある足湯です。ここ、前から来たかったんですよ。この入口を通って、テラスへ行きます。無料です。

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平日の午後3時半とあって、誰もいません。独り占め~♪
奥の左手に、黄色いタオルも完備されています。

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蛇口はなぜか、タツノオトシゴ。きれいな透明のお湯です。この日は高知市は20度を超えて温かかったのですが、ここのお湯は割とぬるめに感じました。これならおしゃべりしながら、長く入っていられそうです。足湯の効果を得るためには、15分から20分は足を浸す方が良いそうですよ。

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ここのお湯、黒潮温泉「龍馬の湯」は四国でも珍しいアルカリ性低張性温泉で、地下1300mから湧き出る天然の湯を利用して足湯も設置されているようです。神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、冷え性、疲労回復などに効能があるようです。

さっぱりしたところで、次の足湯をご紹介しましょう。第2位は高知市から西へ車で40分くらいの、土佐市の横波スカイラインにある「土佐龍温泉 三陽荘」です。

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高知市から行くと、宇佐大橋を渡って500mくらいの右手にあります。こちらも無料です。木の床が足に気持ちいい。

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こちらも「タオル、敷物 ご自由にどうぞ」と、おもてなしの心に溢れています。

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このミニ畳のような敷物は、腰に優しくてありがたかったです。

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そしてこちらのお薦めは、目の前のオーシャンビューです!
これはいいですよぉ~♪クリックしてご覧下さいね。

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このテーブルが、座るのに楽なんですよ。それでもって、少しだけフタっぽくて?温度低下予防にもなっているような…。(笑)

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お湯は温泉らしい、濁り湯。「あったか~い♪」源泉が42.5度だそうで、足湯にはちょうど良い温度。15分くらいたつと、全身がゆっくり温まりました。塩分が含まれ保温効果に優れた湯冷めしにくい天然温泉だそうです。神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復などに効果あり。

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第36番札所 青龍寺の近くにありますので、お遍路さんも沢山立ち寄っていました。

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さて、高知の足湯ベスト1は…土佐清水市 足摺岬にある「万次郎足湯」です!

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高知市からは車で3時間くらいでしょうか?結構遠いです。土佐清水市出身のジョン万次郎にちなんだ名前ですね。

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ご覧のように足湯が数段の階段状になっていて、30人くらい入れそうです。どこからも目の前の白山洞門と太平洋を存分に楽しめるようになっています。足湯の横には木のベンチスペースもあり、休憩場所としても活用できます。

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お湯はおよそ1,200年前に足摺を訪れた弘法大師が疲れを癒したという伝説が残るあしずり温泉。ラドンを含む良質の天然温泉で、足湯の温度は段によって違うようです。

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施設は無料なのですが、貸しタオルは1枚100円です。まあ、これだけの設備なのですから、ここは協力金として妥当かなと思います。

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いかがでしたでしょうか?
寒くなる季節、ぜひ足湯も楽しみつつ元気でお過ごしくださいね。