第723回 「覆面パトカー」
11月19日 (中村 覚)
たまたまバックミラーに目をやると「あっ 後ろ、覆面や・・・」レスラーではなくパトカーです。これはマズイ。すぐに路肩に車を寄せて、道を譲りました。このままずっと後ろを走られると刺激が強過ぎます。たまたまですが、ホントに気が付いて良かった、第六感ってやつでしょうか。
覆面パトカー、横を通り過ぎたかと思うと、すぐに前方で路肩に寄って私の車の前で停車。制服を着た2人の警察官が降りて、こちらに近づきドア越しに「犯人はお前だっ!」
ここまでダイレクトではなかったですが(笑)、まっ 捕まったんですね。警察官に言われたんです。「さっき、向こうの信号の所で、一時停止しましたか?」んぅ、正直、記憶は定かじゃありませんがぁ、一時停止しなかったからこそ、あなた方は私を追ってきたんでしょ? これこそが確固たる証拠でなくて何でありましょうや。 腹をくくり キッパリと「していません!」ハイッ、罰金、7000円。 まるで切腹。
免許を取って5年、初めて捕まりましたが、こんなにも簡単に捕まるとは。スピード違反には ずぅ~っと気を付けてきたのに・・・関係ないけど。
「あの信号機の近辺は 警察がいるから、気を付けてね」と、以前 地元の人に言われていた場所でのことでした。付近を何度か通る内に、実際に待機しているパトカーを見た事もあり、今回もそこの200m程手前から「居る」 か 「居ないか」ちゃんと確認! でも、そっちに気を取られて「一時停止」の確認をつい・・・。しかも この日は覆面パトカー・・・聞いてないし。
なんだかんだと悪いのは 私ですが、今回、模範的に捕まったと思います。だってバックミラーで確認後、(道を譲る意味で)自ら即、停車。パトランプを鳴らすことも「前の車、停まりなさ~い」的なことも、こういったお手数を一切かけておりません。
「じゃぁ 模範の反対は?」と思い、キップを切られた時に「つかぬ事をお聞きしますが、(これ)逃げたら どうなりますか?」反抗的なヤツだと思われたくないので「逃げるつもりもありませんが」と付け加えて聞いてみました。
警察官は余裕たっぷりに「意図的に逃げるとなると、まずスピード違反、信号無視を重ね、警察官に『停まりなさい』と言われて停まらなかったら指示・命令違反、そういう感じでどんどん罪が重くなっていきます。最終的に捕まったらもう免許なくなってしまう、みたいな。」(笑)
最後に「最近、何か違反はしましたか?」「いえ、初めてです」「普通の人は1年間この点数が残るんですが、過去2年以内に無事故無違反の人に関しては、今日から3ヶ月間無事故無違反なら、点数はゼロに戻ります。(ただし違反歴は残る)」それから「反則金は一週間以内に所定の金融機関に振り込むように」と言われました。
そう言えば別の用事で、銀行に行って振り込みをしなければいけなかったんですが、なぜか行く気になれず、ダラダラとそのままに。ちょうど良かった、反則金を払う時に一緒に片付けましょう。
それから運転も、ちょっと初心に戻って。