第732回 「横浜近代建築①」

1月28日

先日、横浜へ研修で行きました。1日研修だったのですが、どうせなら前泊して横浜の近代建築巡りをしよう!と思いつきました。時間の関係で行けたのは数カ所でしたが、シリーズで横浜市の近代建築をご紹介していきましょう。

①ホテルニューグランド

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以前、近代建築のホテル特集で横浜のホテルニューグランドを知り、「いつか行ってみたいなあ」と憧れていました。横浜へ行く時の飛行機のチケットを取る時、偶然、ホテルニューグランドがホテルの選択肢にあり「これは行こう!」ということで決定。

羽田空港から高速バスで、横浜へ。「山下公園前」で下りると、公園の真ん前にホテルニューグランドがあります。古い本館と新しいタワー棟があり、タワー棟1階にフロントがあります。タワー棟もクラッシックホテルらしい、重厚なインテリア。

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「ホテルニューグランド」は、関東大震災からの復興の証として計画がスタートし、1927年(昭和2年)に開業しました。銀座和光などを設計した渡辺仁氏によるもので、日本有数のクラシックホテルです。外国人専用ホテルとして長い間、外国との架け橋的存在でもありました。太平洋戦争終戦後、マッカーサー元帥が執務室として使っていた315号室は「マッカーサーズ・スイートルーム」として、現在も使われています。

1991年にニューグランドタワーが建てられ、1992年には横浜市歴史的建造物に指定。2007年には、経済産業省が選んだ近代化産業遺産の認定を受けました。

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ホテルニューグランドと言えば、この本館の大階段。ホテルのシンボルのような存在です。重厚な作りと美しさを、ぜひクリックしてご覧下さい!

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本館2階ロビーは、広々としてクラシックホテルの存在感を示しています。数々の映画やドラマのロケに使われているのもうなずけます。

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レインボーボールルーム。舞踏室(Ball Room)として、当時は横浜の大人たちが集う社交の場でした。下調べが不足していたせいで、この部屋の豪勢なインテリアをのぞき見しませんでした…。ああ、後悔!!
グーグルで、ここのバーチャル体験ができます。見事ですよ!

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夜の本館ロビーは、また光の陰影が実に美しいのです。

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さて、私が泊まったのは本館の3階で、しかも窓からの眺めが隣のビル。(笑)ということで、お安く泊まれたのでした。でも、クラシックホテルに安く泊まれるなんて、実にお得感満載♪

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クラシックホテルって、空間がゆったりしてていいんですよねぇ。
奥のドアは、クローゼットです。

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ダブルの部屋を、今夜は独り占めです。(笑)

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トイレの洗面所にも大理石を使ってあったり、絵があったり。
バスタブも大きくて、ホントに贅沢な空間です。

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この他にも歴史を感じられるスポットがあったり、1泊ではとても見切れない、見所満載のホテルでした。

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中華街にも歩いて5分ほどと近く、ホテルの目の前にはあの氷川丸が。
またここに泊まりたいと名残惜しかった、美しいクラシックホテルでした。