第795回 「沢渡茶カフェ」
4月13日
春うらら、吾川郡仁淀川町にできたばかりのお茶カフェ「茶農家の店 あすなろ」へ行ってみました。高知市からは57km、車で1時間40分ほどでしょうか。大渡ダムの近くにあります。
仁淀川町は昔からお茶が有名です。沢渡集落で作られるお茶や地元料理を提供するこちらのお店は、3月17日、国道33号線沿いの鷲ノ巣にオープンしたばかり。お茶を通じた地域おこしを目指す企業、「ビバ沢渡」によるものです。
お店の外観。木製のデッキからはダム湖が見え、気持ちがいい景色が広がります。
ではお店の中へ。
開店祝いのお花がまだたくさんある時期でした。
仁淀川町産の木材をふんだんに使った店内。ちょうど12時頃だったのもあって、平日にもかかわらず店内は超満員!高知の人って、新しい物好きなんですよね~。(笑)
窓の外は、目にも優しいダムの緑。話も弾むってもんです。
さあ、頼んでいた「あすなろ御膳」が来ました!
仁淀川町の地物が盛りだくさんの、お山のご馳走ランチです。
炊き込みご飯のおむすび、バラ寿司のおむすび、ぜんまいと豚肉煮、鶏の唐揚げ、摘み草の卵とじ、チャーテの和え物、こんにゃくのきんぴら、ジャガイモ醤油炒め、沢渡茶団子汁、沢渡茶羊羹。どれから頂くか、迷ってしまいます。
ただ1200円は、ちょっとリピートしにくい価格かもしれません。(笑)
こちらは、沢渡茶うどん御膳。沢渡茶を練り込んだ、のどごし優しい茶うどんです。茶塩ごま、昆布、刻み海苔、お揚げの4種トッピングに 炊き込みご飯のおむすび、ぜんまいと豚肉煮がついて950円です。
頼みたかった、「茶器で入れる沢渡茶」(煎茶)450円。メニューに「沢渡茶の特徴は、その味わいと後味の良さ。やさしい味でありながら輪郭がはっきりとしていて、茶の味をしっかり感じることができます」とありました。
最後の一滴まで、お茶の旨みを逃さないようにして、味わいます。
う~ん、まろやか~♪
沢渡の茶大福。白あんに茶葉を練り込んであるのがお茶へのこだわりを感じました。おいしかったですよ。
茶香炉がそれぞれの席に置いてあり、ほのかなお茶の香りが いとをかし。
このほかにも沢渡茶スムージーやラテフロート、沢渡茶ワッフルなど、おしゃれなメニューもありました。
もちろん、お持ち帰り用の茶大福やお茶も販売しています。
景色も良く、お茶も美味しく、何よりも地域での意気込みを強く感じたお茶カフェでした。