第666回 「NLP、学び始めました」

10月10日

この秋から、新しい学びを始めました。

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私の周りの講師仲間はとても勉強熱心で、アンガーマネジメント、心理カウンセラー、タッピングタッチなど色々な学びを深めています。そういう仲間といると刺激を受け、(私ももう少し、何か学ばなければ…)と数年前からずっと思っていました。「学ぶとすれば応用範囲が広い心理学で、交流分析とは別角度のものがいいな」と色々と調べ、NLP(神経言語プログラミング)を学ぶことに決めました。

NLPは1970年代にアメリカで開発された、言語学と心理学を組み合わせた実用的な学問です。当時有名だった3人の天才セラピストの思考・行動・コミュニケーションパターンを分析・モデル化したものです。NLPを使うと即効性があり自己実現にも効果が高いということで、医療からビジネスまで広く応用されています。様々な組織がありますが、ビジネスに強いということでNLP-JAPANラーニング・センターを選びました。

基礎コースとも言える「NLPプラクティショナーコース」は10日間。高知ではやっていないので一番近い大阪まで、土日×5回で通うことになりました。ところが、自分の仕事のスケジュールとことごとく重なり、半年も待つ羽目に。(笑)

そして待ちに待った、初回の研修(1日目と2日目)。仕事続きで体調が悪かったのですが、わかりやすい学びとワークが満載で向学心が刺激され、ワクワク。「学ぶってたっのし~い!」「こういう心理学が学びたかった!」とすっかり元気になりました。

ラポール(信頼の架け橋)を作るための技法、自分の感覚で優位なものは何か、自己重要感を満たすためには、自分の価値観の探求など、盛りだくさんでした。

講師は田原正史さん。30代後半の男性の方で整体師さんでもあり、接骨院の経営をなさっているとか。穏やかで物腰も柔らかく、心もときほぐされました。理論も学ぶけど、ワークが多いのがすごく良かったです。腑に落ちるし、自分には合っていると思いました。

ペアやグループでのワークが多くあり、仲間意識も高まります。主体的で穏やかな方が多く、どなたと組んでも和やかな感じだったので、場の雰囲気も最高でした。

学びに来ていた仲間は30名弱で、サラリーマン、OL、歯科医、医学生、専業主婦、自営業の方など実に様々。さすがは自己開示の早い関西圏の皆さん、1日目夜の懇親会で早くも盛り上がり、親近感がグッと増しました。(笑)

私は「メンタリスト」という心理捜査ドラマが大好きなのですが、主人公の名前がパトリック・ジェーンと言います。被疑者に突飛な質問をして、その反応から「彼女は親のことを訊いたとき、右を見ていた。だからちゃんと○○を思い返してたんだ」などと当てていくのに、「この人、絶対NLPを使ってる!」と思ったのですが、その通りでした。アイ・パターンという眼の動きで、脳が「記憶された視覚イメージにアクセスしている」などと読み解けるんですって。

「ジェーンみたいに心理を読みたい」というのも学ぶ動機になり、講座での私のニックネームは「ジェーン」にしました。するとある方が「ハーフですか?」と訊いてこられ、ウケました。(笑)

2日目は飛行機の最終便に乗るため、少し早く出て急いで飛行場に向かいました。折しも中秋の名月で、飛行機と月の共演が印象的でした。

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次回は11月末です。1月には言葉だけで人に影響を与え、人を説得できるようになる「LAB プロファイル」の資格認定試験(!)もあるそうです。

来年2月までコースが続くので、これからが楽しみです。