第806回 「元気な道の駅、“よって!西土佐”」
7月1日
高知市から車で2時間ちょっと。美しい四万十川沿いの四万十市西土佐地域は 昔は西土佐村でしたが、2005年に旧中村市と合併しました。2013年8月には41度を記録し、「暑さ日本一」の記録を持っています。ここに道の駅ができたのは2年前、2016年4月でした。
その名も、「よって!西土佐」。人口わずか2800人ほどの西土佐ですが、でもここの道の駅、なかなか頑張っているんですよ♪
「みずみずしい市場」「西土佐食堂」「鮎市場」などが並んでいますが、意外にもちょっとおしゃれなスイーツショップもあります。
「ストローベイルSANKANYA」です。心を引かれつつ、まずは市場にGO!
2周年記念のディスプレイが目を引きます。
そしてこの、インパクト抜群のディスプレイをご覧下さい!
決してこの軽トラは間違って突っ込んできたわけではありません。野菜を積んであるんですが、いや~、斬新過ぎる…。(笑)夕方だったので、売れて商品は少なめでした。
ちなみにナンバープレートは、高4010(しまんと)、に4103(にしとさ)です。ほんと、洒落が効いてる。(笑)
商品が、どこにでもある高知県内のお土産物ではなく、西土佐の地の物をメインにオリジナル商品をしっかりプッシュしていて、好感が持てます。私がこの日買ったのは、いくり(スモモ)、タマネギ、桃、にんにく…。いかにも地の物、という安さと新鮮さ。もちろん美味でした♪
西土佐は天然鮎の産地ということで、鮎部門は独立しています。大きなスッポンも水槽にいました。
最近は塩焼きだけでなく、天然鮎のコンフィ(低温のオリーブオイルで長時間煮込んだもの)も商品開発されています。2500円ですが、大きいし絶対美味しいはず。(写真はホームページからお借りしました)これはネットでも買えますよ。
自動販売機も、こんなおしゃれなデザイン。
西土佐の沈下橋をモチーフにしています。
「沈下橋では車に気をつけて!」ほんと、車1台分の道幅で狭いので、すれ違うの怖いんですよ~。(笑)
実にいいなあと眺めていたら、何やら撮影をしてる。宣伝の撮影かな?いや、何か違う。見てみると、なんと、ウエディングドレス姿の女性とタキシードの男性が!
お二人は、こちらの職員さんなんだそう。うわ~、これは素敵なところに出逢いましたっっ!嬉しくなってきます。撮影しているのを見かけて、お年寄りや子どもまで知り合いが次々に声をかけていきます。手を振って答える花嫁さん。その光景が、実にほのぼのしていました。いいなあ。どうぞお幸せに。
そういえば、ここのロゴもおしゃれだし、公式テーマソングも流れているんですよ。素朴で耳に残るフレーズ「鮎・鮎…」のくり返し。ホームページもしっかり作られてるし、考え抜かれている。有名な地域商社、(株)四万十ドラマのプロデュースかなと思い 駅長の林さんに伺ってみると、地元西土佐のサコタデザイン(株)迫田司さんにお願いしたのだとか。迫田さんは、あの佐川町の「ぢちち」吉本牛乳のパッケージデザインも手がけた方。とは言え、四万十ドラマの畦地さんも30年来の仲間だと笑っていらっしゃいました。
四万十川流域は道の駅の激戦区で、「あぐり窪川」「四万十大正」「四万十 とおわ」「よって!西土佐」「サンリバー四万十(旧:中村市)」とひしめき合っています。その中で、どう戦っていくのかが、腕の見せ所ですね!
今後も「よって!西土佐」がもっと、発展していきますように♪