第817回 「刀舟屋の夜」

9月14日

いよいよ今週 重要なイベント、LABプロファイル®マスタープラクティショナー講座が開講しました。前夜、一緒に講師をする神奈川の八重田さんを空港にお迎えに行き、初日の打ち合わせをしました。打ち合わせに選んだお店は、帯屋町公園の北のこちら。

築百年の、まるで寺田屋のような雰囲気の「刀舟(とうしゅう)屋」さん。
龍馬ファンの八重田さんは「まるで、龍馬が出て来そう」と大喜び!

そして打ち合わせが始まるはずが…お料理が素晴らしすぎて、そっちに意識が集中。(笑)私もこちらは初めてで、手をかけたお料理の数々にすっかり心を奪われてしまいました。

ナスの素麺。山芋をかけ大葉を入れて、生ウニを載せているという贅沢な前菜でした。ナスののどごしがトゥルンとしてて、最高!

海老しんじょの揚げものの、おろし煮。

活きイセギの黄身あえ、マグロ、ケンサキイカ、カツオ、山芋とカツオの市松巻き。ゴージャスなお刺身に、何から食べよう~?と悩みます。(笑)

こちらは1階は小さなカウンターのみで、2階は座敷が一つだけです。
だからこそ手の込んだ、濃密なお料理でもてなせるのでしょう。

またお祭りのような一皿が来ました。右上から時計回りに、イタドリの白和え、シーチキンのキャベツ巻き、イカの明太子和え、エリンギの牛ロース巻き、大根の砧巻き、賀茂なすの味噌田楽、人参の煮物、し巻き、キュウリのビール漬け。

もうこれらの手のかけ方がいちいちすごくて、美味の競演!人参は一時間半も煮てあるし、牛ロース巻きは余熱だけで肉を調理してて甘みが押し寄せるし、初めて食べたキュウリのビール漬けのパリパリ感と言ったら!

揚げ物は、トウモロコシと海老のかき揚げ、山芋、大葉と生ウニ。海老は川海老?と思うくらい殻がパリパリしてて絶品だったのですが、活き海老だからだそう。

こちらは、カツオのオリーブ焼き。器も美しく、世界観がいいですね。

活きイセギのにぎり寿司と、小鯛とワカメの素麺のすまし汁。ワカメの素麺は震災の支援として、八戸から空輸しているそうです。

シメはコーヒーのわらび餅。ゼリーとは食感が違い、モッチリしています。上に抹茶がかかっているのが意外でしたが、苦みがよく合っていました。

もう一人、岡山から参加の講座の受講生、中谷さんも始終ご満悦でした。
一生懸命働いて、また食べに来たい!と思わせるお店でした。

そして翌日、LABプロファイル®マスタープラクティショナーコースが、盛況の内にスタートしたのでした。これについては、また後日お伝えしますね。