第831回 「高知 蔦屋書店 オープン!」

12月22日

有名な「蔦屋書店」が今月、高知市南御座にオープンしました。駐車場が5カ所・300台分もあるというのに、なかなか入りにくい状態が続いています。

蔦屋書店は大型倉庫をリノベーションした複合施設です。運営は中四国TSUTAYA(広島市)とサニーマートグループのウイル(高知市)の合弁会社です。書店と名乗りながらも日常が楽しくなる“市場”をコンセプトとし、高知県が誇る「食」を中核とした市場のような「にぎわい」を目指した、地域密着型の大型複合書店だそうです。

1階は書店とマーケット・レストランなど、2階は蔦屋書店、3階は子どものための本屋と遊びの施設になっています。特に1階は期間限定のお店を含め20数店舗も入っていて、ちょっとした新しいひろめ市場って感じです。

「世界で最も美しい書店」という写真集でも有名な東京・代官山 の蔦屋書店ですが、高知店も「そこで過ごす時間を楽しめるような空間づくり」という流れを汲んでいるのが感じられます。

蔦屋書店の象徴とも言える、大型壁面の書棚一杯の本。飾りではなく、本物の洋書で埋め尽くされています。圧倒的な知のイメージがカッコイイ!

ではまず1階から少しご紹介しましょう。実は私がこちらに伺ったのは、四万十町の「まんしゅう」が出店していたからでした。

お店は11時からのオープンですが、11時過ぎにはすでに多くのお客さまが。
ここでホルモンの入った名物、ジャン麺を堪能。(880円)

これから大好きなメニューを味わいに 気軽に行けるので、かなり嬉しいです。

こちらは仁淀川町の沢渡茶カフェ2号店「CHA CAFE ASUNARO」です。私はスタバでなく、「さわたりほうじ茶タピオカラテ」をホットで頂きました。(笑)

四万十ドラマの期間限定ストア「しまんとマルシェ」で、大好きな四万十地栗を使ったモンブランを購入。残念ながら、1月9日(水)までだそうです。

「RAKUDA NIKU BARU JAPAN」もありました。四万十育ちの鶏「龍馬ブラック」をはじめ、各種肉料理をご提供する肉バルレストランですね。

この他、現代企業社のレストラン「イソップの台所」や複数の雑貨店など、あちこち見て回りたいお店ばかり。こりゃ一旦入れば、時間かかるはずです。

2階の蔦屋書店のゆったりとした通路は、ベビーカーや車椅子にも優しい造りです。

とにかく本と対象物のコラボぶりがすごいです!
雑貨は他のお店でもよくありますが、規模が違います。

地域振興コーナーでは、沢山の地元開発の商品が並んでいましたし、

1階のジビエ料理コーナーでは梼原産のイノシシや鹿肉まで売っていました。

驚いたのは宝石のような石けん「サボンジェム」を沢山置いてあったこと。結構珍しい品物で、店頭では初めて見ました。商品のラインナップが、実にオシャレです。

さて、最後に3階です。アクセスの階段の壁の模様も素敵ですよ。

階段を登り切ると・・・

沢山のぬいぐるみがお出迎え。
HANSAというメーカーのぬいぐるみは、大人も楽しめるクオリティです。

広々としたキッズスペースは、特に雨の日は親御さんにはありがたいでしょう。ただ、有料ですのでお気を付け下さいね。

営業時間は各店舗で違いますが、蔦屋書店はなんと8時~23時!
遅くまで、ゆったりと楽しめるわけですね。

外のテラスでほうじ茶タピオカラテを飲みながら、買ったばかりの「ハーバードの人生を変える授業2」を読みました。知的刺激をたくさん受けて、ますます人生が楽しくなる予感がする2018年の師走です。