第832回 「2018年をふり返って」
12月30日
平成最後の年の瀬に、来し方をふり返っています。2018年も終わりますね。
大阪や北海道で大きな地震が起こり西日本豪雨などもあった「災」の年でしたが、皆さまはいかがお過ごしでしたか。
私は今年、LABプロファイルの上級クラスを講師仲間の八重田さんと共同開催という新しい形でチャレンジできました。全国的に見ても目新しいLABプロファイルにこういう形で関われたことは、学びの意欲が高い受講なさった方々と八重田さんのお陰さまで、本当に感謝しています。
実は私にとって50代最後となった今年なんですが、交流分析、NLP、LABプロファイルに続く新たな心理学の扉を開けることができました。4月に東京でポジティブ心理学の創設者 セリグマン博士から直接学ぶ機会を頂け、新たな仲間もできたのです。
世界が広がるのは若い人たちの特権だと思いがちですが、決してそうではないなぁと遅まきながら感じています。私は元々インドア派で旅行は嫌い、高知が大好き。障害を持つ娘の介護があり家を空けられない事情もあって、40代半ばから無理せず交流分析をコツコツ学んで来たのですが 研修で心理学の有用性は年々実感が高まりました。
そこで50代半ばで別の心理学も学びたいと一念発起、ビジネスに有効な心理学NLPを学びに大阪や東京へ出かけるようになりました。娘も成人し、数日ならショートステイに預けられるようになったことも大きかったです。知り合いゼロの中へ飛び込んでみると行動力と人間力が高い方々に出会え、昼夜 共に学ぶ中で、まるで新たに大学に入り直したようなつながりを得られました。
言葉で影響を与えられるLABプロファイルにも、その時に出会えました。この年になってもというかこの年だからこそ、思い切って新しい世界に飛び込んでみて良かったと思えます。
こうして 何歳になっても学びに遅すぎることはないと思えたことが、今年のポジティブ心理学への推進力になりました。
ところでポジティブ心理学でセリグマン博士は、ウェルビーイング(持続的な幸せ)を築くために「PERMA(パーマ)」の5大要素を説いています。
P:ポジティブな感情(Positive emotion)
E:夢中になる状態(Engagement)
R:良い人間関係(Relationships)
M:人生の意味や意義(Meaning)
A:達成や成功(Accomplishment)
前向きな感情を持ち何かに夢中になれ、良い友人と生き甲斐を持つことが、達成につながる。これを実感させて頂いた2018年でした。
さて、来年は何をしようかな?
実はもう決まっています。2019年も4月に、ポジティブ心理学の大家の先生方が来日、講座を開講予定なのです。しかも今度はセリグマン博士だけでなく「ハーバードの人生を変える授業」で有名なタル・ベン・シャハー博士もワークショップをなさるとか。わぁ、楽しみ!頑張って貯金しなきゃ。(笑)
さてウイークリーNは、年明けの1月6日は年に一度のお休みを頂きます。
それでは皆さまも、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。