第890回 「DINOSAUR(恐竜)」
2月16日
多感な子供の時期に図鑑などを通じて「恐竜」に多少なり興味を持った方は多いのではないでしょうか。既にこの世にはいない彼らの存在がより一層想像力を刺激したのでは? などと書いてはみましたが、私は子供の頃、大して恐竜に興味がありませんでした。なぜかと言われても、もうそれは遠い過去のことですので よくわかりません。
ところがです。CGの発達で、ここ数年 映画の中でリアルに動き回り生物としての恐竜を何度か見ている内に「恐竜も 良いなあ」と徐々に彼らの存在を認めざるを得なくなりました。(笑) 映画などを観て、ちょっとお熱が上がった時などに、ちょこちょこ買った恐竜関連の品をご覧ください。(まだまだビギナーですので、現役で恐竜に心ときめく子供達の方がよほど博識なのは間違いありません。)
先日、文房具コーナーで購入した下敷きです。 丁寧に書き込まれている絵柄に惹かれました。CGの緻密さ、これぞ21世紀!
裏には 名前の下に特徴的な説明が書いてあります。ティラノサウルスにトリケラトプス、まぁこの辺りまではわかるのですが、これ以上になるとレペノマムスなど、変な名前ばかりで「ホント、ごめんなさい、(覚えるのは)無理です。」
でもいいんです! 青空をバックに行進しているかの雄姿がカッコイイ!
このように たいした知識欲もありませんが「世界観に触れる」のは遊び心をくすぐられます。
次は「図鑑 ラムネ 恐竜編」。
ご覧のように子供向けのカードが2枚とラムネが入って100円。今どき、これで100円? 良心的です。(笑)
しかも、箱の表紙を開けば恐竜を分類分けした図が出てきます。限られたコストの中で2回転半!のハイパフォーマンス。(笑)
次はデッカくいきます。全長71cmのモササウルスです。映画「ジュラシックワールド」を観て初めてその存在を知りました。購入したのは映画の上映も終わり1年近く経った頃だったと思います。ブームも去りネットで半額ぐらいになっていたので、これはいけない! 映画の中での活躍ぶりを考えると保護してやらねば! です。
しかし、太古の大海原を悠々と泳いでいたはずの雄姿も このように机の上にドカッと置くと「ワニ」ぐらい にしか見えません。 おもちゃの末路です。
そんなことも手伝い、しばらくしたら要らなくなったので、知り合いに「要ります?」と聞くと「要らない」とのこと。 困るなぁ。 そこで提案しました。
なにもモササウルスを部屋に置いてほしいわけじゃありません。家の前の溝に泳がしてもらえないでしょうか? そうすれば、登下校時の子供が珍しがって連れて帰るはず。 最近の子は学校の行き帰りに自然の生き物に触れる機会が減っていますから。(笑)
でも「要らないものは要らない」。
やっぱり 最期まで面倒見てやるのが飼い主の務めです。
しばらく時間が経つ内に、この鉄の塊のトナカイと相性の良いことに気付きました。 どういうことかと言うと~
このようにモササウルスのお腹に敷き込むと、地面を這うような姿だったのが
鯛の活け造りのように、まるで元気っ!(笑)
皆さん、要らない物を買う時はよく吟味しましょう。