第899回 「レジリエンス強化月間」
4月19日
新型コロナウイルス封じ込めのための自粛が強化されています。高知市でもいよいよ、介護事業所も休業になるという情報が今日入ってきました。そうなると障害者デイサービスに通っている長女も自宅待機になります。寝たきりですので食事もトイレも全介助が、ゴールデンウイーク明けまで2週間以上。こんなに長期にわたるのは高3の夏休み以来のことですから、かれこれ16年ぶりです。果たして、自分の体がもつのか?かなり大変な日々は覚悟しないといけないと思います。
介護事業者の方々も、これで経営がかなり苦しくなるでしょう。もしも立ちいかなくなれば、たくさんの高齢者や障がい者が行き場をなくし、体調悪化して医療崩壊を加速させます。国には一刻も早い対策をしてほしいのですが…。
ところで3日前、朝電源を入れるとパソコンの画面から大量のファイルが消えていました。「えっ、なんで!?」と大きなショックでしたが、前回クラッシュしたときに学び、ファイルをクラウドにアップする「One Drive」というシステムを使っていたので、なんとか復旧できるはず、と気持ちを立て直しました。
ところが、これまでいつもパソコンが壊れた時に直してくれていた我が家のホームドクターが「これはいかん、今回は直せない。修理に出さないと」とギブアップ。とりあえずファイルのレスキューは無事できたんですが、それ以外の復旧ができず、応急処置として処理速度が速いノートパソコンを買って、当分使う羽目に。
実はこの半月くらいコロナの休業以外に、階段で転倒して打撲、指を切る、物損事故を起こすなどのトラブルが相次いでおり「パソコンよ、お前もか」(笑)。次女は心配して「お払いに行く?」と聞いてくれたのですが、私は運が悪いとはまったく思ってなくて、「最悪はちゃんと免れているし、大丈夫!」と言っています。
こういう時こそ、レジリエンス(回復力)を鍛えているとき。つまり、心が鍛えられているときでしょう。どうやら今は、レジリエンス強化月間のようですね!(笑)
悪いこと(に見える出来事)が立て続けに起きるのは、実は運を貯めているとき、と信じてもいます。第893回でもご紹介した田坂広志さんの言葉を声に出して言ってみて、元気をもらいましょうか。
「幸運は、『不運な出来事』の姿をして、やってくる。」