第689回 「海洋堂シマントミュージアムビレッジ」

3月25日

高知県四万十町にある山奥のへんぴなミュージアム「海洋堂シマントミュージアムビレッジ」が3月5日、リニューアルオープンしました。2月1日よりリニューアルのため休館していた「海洋堂ホビー館四万十」「海洋堂かっぱ館」「馬之助神社」が新たにお目見えしたのです。そんなわけで、「海洋堂ホビー館四万十」に取材に行って来ました。(写真はすべて、クリックで大きくなります)

玄関前には実物大ケンシロウがお出迎え。高知の強い陽ざしで、日焼けしないでしょうか?ちょっと心配。

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名物カタロニア船の前には赤いドラゴンが。

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女神フィギュア?3体もいます。撮影スポットみたいです。

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展示物は数を絞って、飾り方をスッキリと工夫してありました。例えばスターウォーズのフィギュアのビフォー・アフターはこんな感じ。

2011年

2011年

2016年

2016年   人形は同じものです。

1階左手の海洋堂の歴史コーナーも、スッキリと変わっていました。

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その中で「こんな物までフィギュアになっていたの!?」と驚いたのが、これ。

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「必殺仕事人」シリーズのアクションフィギュアです。動くから、ポーズも変えられるわけですね。藤田まことの「中村主水」、京本政樹の「組紐屋の竜」などおなじみの5人。とりわけよく似てる!とうなったのが中条きよしの「三味線屋の勇次」。この表情!

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流し目まで再現されてる…。恐るべし、海洋堂クオリティ。
当時(2000年)の価格は2000円だったようですが、今ではこの「三味線屋の勇次」フィギュア、プレミアが付いて12000円くらいしているようです。

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出入り口上には、トリケラトプスが寝ていますが、わかりますか?
はて、この恐竜、どこかで見たような?

角度を変えてみましょう。

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見覚えありませんか?世界的大ヒット映画、「ジュラシック・パーク」の撮影で実際に使用されたものなのです。なんと、あの病気のトリケラトプスは海洋堂製だったのかーー!!

ところで、海洋堂と言えば、これ。ガチャガチャコーナーもリニューアル。

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これって、「子ども向けのおもちゃ」と見られがちですが、ここは明らかに大人をターゲットとしたラインナップ。水族館限定、エジプトの秘宝、日本の動物、お城、仏像、恐竜…こんな落ち着いたガチャガチャのラインナップ見るのは、初めてです。

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海洋堂のラインナップは主に男性向けだなあと思うのですが、その中で女性受けするのが「アリスのティーパーティー」シリーズ。

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はい、実は私もここへ来るたびに買って、この度シリーズ1はコンプリートしました。欲しくなるんですよねえ、見るたびに「300円で、良くできてるなあ」って。

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実際、今回もこのアリスシリーズに入れあげて、「猫が出るまで買う!」と、何枚も千円札を両替してチャレンジする4~50代の女性を見かけました。20個以上、お買い上げだったと思います。やっと出た時にはかなり嬉しそうでした。

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どれが出るかわからないガチャガチャですが、子どもと違って大人買いできるのをターゲットとする戦略、まさにドンピシャでした。
とにかく海洋堂さん、頑張っています。