「4/22 今日は生徒会役員選挙がありました。今回涼歌さんは『休養やトイレで時間が足りないからやる自信がない』という話がありました。私たちとしてはそんな『やりたいけど、遠慮してしまう』涼歌さんを変えたいと思っています。せっかくの学校生活だから、やりたいことをひとつでも実現したいものです。今回は高等部の生活・リズムに慣れることを第一として、来年度の立候補・当選をめざしたいと涼歌さんと話しています。」
「9/9 放送委員会の活動打ち合わせがあり、涼歌さんは今度の鑑賞会でお礼の言葉を言う係に自ら立候補!1学期に時々見られた『遠慮・考えすぎ』がなくなり、本来の涼歌さんらしさ・積極性が出てきたようです。・・・」
こうやって、少しずつ、彼女は心のリハビリをしていった。
改めて思う。人は人によって傷つけられることもあるけれど、それを癒してくれるのもまた人なのだ、と。彼女の人生において、おそらく最後であろう学生生活をサポートしてくださる先生方と、こうしてふたたび信頼関係を結べたことに、感謝の気持ちで一杯だった。
そうして本来の涼歌らしさがよく出るようになった、16歳の彼女のエピソード。
アジアスポーツ大会のニュースを見て中1の妹が「あれ、どこでやりゆうが?」 に涼歌、
「プサン!」。私が「釜山はどこの国?」と訊くと「かんこく。」
おお!と夫とどよめき。知ってるじゃん。
「じゃあ、小泉首相がこの間会談したのは?」
「北ちょうせん!」
「じゃあ、北朝鮮の首相はだれ?」
「キム首相!」おお〜〜!!
「キム、だれ?」
「キム・・・・・・、ヨンジャ」
ドターーー!!そりゃ、歌手やろーー!?
この連絡帳に先生は、こうコメントしてくださった。
「涼歌さんのニュース解説者ぶり、健在ですね!オチがあるところも涼歌さんらしい・・・!」
さて、この頃、涼歌が学校で出題したクイズです。
「私の好きな芸能人は?1.木村拓哉 2.えなりかずき 3.志村けん 4.福山雅治」
みなさん、おわかりでしょうか?? 解答はこのコラムの中に隠されています♪
(・・・ちなみに回答者は全滅だったとか)