手作業でこんなに丁寧に血抜きされているなんて知りませんでした。こうしておけば、1〜2年は保つんだそうです。マグロは2日間かけて凍らせ、最後に水をくぐらせるそうです。「そうすると表面に氷が付いて、乾燥を防ぐんですよ。」なるほど〜。
VTRを見ていると、あれ?と思うことが。25〜6人の船員のうち、日本人は5〜6人で、後はインドネシア人なのだそうです。現場で監督をするのは日本人、作業をこなすのは、インドネシア人なのだとか。人件費を聞いて、うなりました。日本人は月25万円。インドネシア人はなんと3万円!日本人1人分で、8人雇えるわけです。うーん、ここにもグローバリゼーションの波が・・・。
1度出航すると1年半は帰れないというマグロ船。かつて、室戸市には160隻ものマグロ船があったそうですが、今ではわずか10分の1ほどになってしまったそうです。そういえば青柳祐介の「マグロ土佐船」でも、その大変さを読んだことがあったなあと思い出しました。改めて船員さんとマグロとマスターに感謝し、キレイに食べ終えたのでした。
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