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ウィークリーN

第161回●2005年12月11日(日)

  「私の家電:最近のヒット商品。」


脚温器
 急に冷え込んできて、デスクワークには辛い季節になってきました。うちの事務所は結構寒く、毎年足下の冷え込みに参っていたのですが、今年はこれがあるから大丈夫!

 これ、 「脚温器」というそうです。どこかで写真を見たことがありましたが、11月末の冷え込んだときに思い出し、ネットで調べてみました。つま先からふくらはぎまでをしっかり暖めるため、足湯のような感じですね。もちろんお湯は使いませんから、手軽。いわば「1人用こたつ」って感じでしょうか。

 お値段は1万4千円弱から(各社で違います)。在庫数のあるところを調べ、すぐ届けてもらえるところで買いました。高さが50cmくらいあるのですが、机の下に入れるのですっぽり収まります。

 これが来てから、冬のデスクワークも辛くなくなりました。冷え込むとどうしてもこたつに逃げ込みたくなり、そうすると眠くなって仕事が滞りがち…なんて悪循環を繰り返していたのですが、今年はお陰で快調です。

 1人用こたつのイメージがあるので、この上から毛布などを掛けたくなりますが、それはしないでくださいと説明書にありました。過熱事故防止でしょうね。

表示部分
 温度調節も9段階ありますから、何も掛けなくても十分暖かいです。
最初は自動的に「5」になりますが、私は暖まると3くらいまで下げて使っています。タイマーやリモコンもついていますから、操作性も高いのが便利です。
 さらに感心したのは一定時間がたつと自動的に切れること。消し忘れ防止でしょうが、これなら高齢者でも安心感がありますね。

 スイッチを入れると底面がすぐ暖かくなり、側面もほんのり暖かくなります。凍り付いた足が、ほわ〜っと溶けていく感じが、冬には大助かりです。冷え込む冬のデスクワークは女性にとって辛いもの。そういうとき、足下から暖かくなれば、福音だと思います。現在、ネットでも人気商品で品薄になっているようです。

 難点はプラスチック製なので、捨てるとゴミになってしまうこと。できるだけ捨てずに長く使おう、と考えています。多分、構造は単純でしょうから修理もしやすいのでは。

  最初にこれを開発した製品は日本製のようでしたが、残念なことに価格が6万円ほどしたため、現在は安い中国製に押されているようです。仕組みは単純なので、コストダウンがしやすいのでしょう。私が買ったのも日本の製品ですが、中国製。(安さに負けました。すみません。)

 家電関係のニュースといえば、ナショナルの暖房機が一酸化炭素中毒事故を起こし、痛ましいことに死者も出てしまいました。ナショナルはCM等で該当機種の回収に躍起ですが、対応が後手後手に回り、防げるはずの事故も防げなかったようです。本来、生活を豊かにするはずの電気機器が逆に命を奪ってしまう。二度とこうしたことがないようにと願っています。

  冷え込みがきつくなり、風邪を引きやすい季節です。
みなさんどうぞ、お体にはお気を付けて…。

 

 
 
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