もちろん、次女は海外は初めて。でも入学時点から留学制度があると聞き、「やってみたい!」と宣言していました。しかし、親の私たちすら海外へ行ったのは新婚旅行のハワイだけ(!)という、海外とはほとんど縁のない家庭ですから、ちょっと不安でした。
次女の高校で留学が始まったのは、ちょうど私が在籍していた20年前です。(ウソです。もう少し前です。)アメリカから交換留学生が来て学校が華やぎ、結構心弾んだことを覚えています。説明会に出てみると、今は大手旅行会社が企画・提案するんですねえ。で、今回参加したのは1年生8人、2年生2人の、女子生徒ばかりでした。
現実感がないまま貸しトランクを借りてきて、ホストファミリーへのお土産を「お父さんにはこれ」などとあれこれ物色し(あまり高価なものは駄目だそうです)、本人がパッキングしていました。ちょうど東京の友人の息子さんもニュージーランドに修学旅行でホームステイしたとかで聞いてみると、「すごく良かったって言ってた」「うちは、ホストファミリーに手紙を書いた」と言うではないですか。そっか、お世話になるんだものなーと思い、友人に英訳を頼んだら英語ペラペラのご主人が「食べられないものは何?」とか、ちゃちゃっと英文を書いてくれて感激。
ちょっと心配だったのですが「可愛い子には旅をさせろ」と言いますよね。家を離れることで、少ししっかりしてくれないかなーという他力本願な期待を持ちつつ、3月中旬に、いざ出発しました。行きの飛行機は11時間かかるとかで、時計を見ながら「そろそろ着いたかな」などと思っていました。 |