2回目の講義を受けての、学生たちのレポートです。
・今までは障害者の方を見かけても「どうすればいいのだろう」と感じていたのですが、今後はこの経験をぜひいかしていければな、と思います。
・この全部で4回の講義を通して、患者さまへの配慮がどれだけ大事か学ばさせてもらいました。精神的な面でのフォローは、患者さまのケアとしてとても必要だと思ったし、障害に対してのフォローだけでは患者さまの本当の手助けとは言えないなと思いました。
・以前に障害者のアスリートのエッセイを読んだことがあり、その中で「神様は障害を乗り越えることができる人にしか障害を与えない」といった言葉がありましたが、先生の話を聞いて、障害者本人だけではなく両親(家族)にとっても同じなんだと実感しました。
・私の両親も不妊に悩み、1度流産の経験もあり、私の誕生を待ち望んでくれていました。そんな両親にちゃんと「生んでくれてありがとう。生まれて良かった」ときちんと言いたいと思いました。
・私の妹は重い心臓の病気を持っていますが、私も例え赤ちゃんが障害を持っていても必ず生むと思います。良い家族を築いていきたいです。先生の授業を受けて、前より心が優しくなった気がします。お会いできて良かったです。
・前回のレポートで質問させて頂いた「出産前診断」について筒井典子さんの考えを聞かせてもらって、ありがとうございました。その考えは素晴らしい答えだと思います。決してきれい事なんかでなく、自ら障害児を抱えて尚、その言葉を言えるのは重みと深みがありました。
・先天性の障害を持たれた患者さまに接すると、自分にはない純粋さやたくましい生命力を感じ取れて、心が洗われます。理学療法士としてできることは限られているかもしれませんが、患者さまだけでなく家族の皆さまにもお役に立てるようにがんばりたいと思います。
この、たくさんの温かい思いのこもった言葉たち。これからこの学生たちは、きっと患者さまを支え、ご家族の方を励ましていってくれることでしょう。今の、不安定な世の中でこそ、こういう優しい言葉を沢山聴きたいですよね。
医療を支えていくのは大変なお仕事だと思いますが、 今の気持ちを忘れず、ぜひ頑張ってくださいね。
私自身もそんなみなさんに負けないよう、これからも頑張ります!!
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