「1年生が1時間あった話を一生懸命静かに聞いていたのにびっくりしました」という、お母さん方の嬉しい感想もありました。小学校での講演は初めてだったのですが、本当にお受けさせて頂いて良かった、と感動してしまいました。
せっかくですので、 その中の一部をご紹介させて下さい。
(6年生)
筒井さんが言ったようにぼくも神様にえらばれて生まれてきました。
筒井さんの子どもが体が不自由やけんど車いす生活ですごいいろんなことをがんばっていました。筒井さんもその子どもも、みんなすごく幸せなんなぁと思いました。筒井さんの話はすごくいい話だなと思いました。ありがとうといったらいい気持ちになるんだなと思いました。ぼくは、友達も家族もみんな大事に仲良くくらしたいと思いました。
講演会をしてくれてありがとうございました。
「筒井典子さんの話をきいて」(6年生)
私は、元気に生きている事があたりまえじゃないと思ってもやっぱりふつうと思ってしまうことがあります。
典子さんの娘さんのすずかちゃんの話をきいてやはりあたりまえじゃないとあらためて思いました。
典子さんが「しょうがいをもっている子は かわいそうでない。」といいました。私もそう思いました。逆にかわいそうというほうが負たんになるのではないかと思いました。
すずかちゃんの病気は、2つあわせると、1億人に1人なのですごくめずらしい病気なんだなと思いました。
私だったらそれを聞くと、気力がぬけて生きている事じたいいやになりそうだけどすずかちゃんは、「生きていることがうれしい」といっていてすごいと思いました。
「筒井さんの感想」(6年生)
この前はどうもありがとう。ぼくは生まれて良かったなぁと思います。ぼくは耳が聞こえないけどがんばっています。子どもが「小児まひ」という病気で足が動きにくくなったりみんなと遊んだり勉強したりするのがすごくたいへんだったのですごくえらいなぁ。と思いながら感心しました。ぼくは耳がきこえにくくてたいへんだったのでいっしょですね。でも色々やってきてがんばっています。学校の友達と遊んだり勉強したりスポーツをしたりするのがおもしろいです。だからこれからもいろんなことがあってもがんばっていきましょう。
「つついのり子さんへ」(2年生)
のりこさんわたしはしあわせです。でもわたしはおとなになりたくありません。でも子どもはすきです。のりこさんにマイクでしあわせですかときかれたとき
きもちがかわりました。おとなになってがんばろうというきもちがでてきました。わたしはこのままのわたしでいいんだとおもいました。ありがとうございます。
「すずかさんへ」(2年生)
すずかさんはすごくがんばっていることがわかりました。こんどはいっしょにきてね。ぼくは足がわるいけどがんばっています。
いまもしあわせですか。ぼくはけんかはするけどしあわせです。
「つついせんせいへ」(1年生)
あかちゃんは、うまれるとき ふつうにうまれてくるんじゃないんだね。えらばれたひとなんだね。
わたしは、おはなしをきいてわたしは、かんごしさんになってあしのふじゆうなひとをたすけてあげたいとおもいました。
「つついせんせいへ」(1年生)
ありがとうといったらいいきもちになるとはなしてくれてありがとう。
みんなやぼくをたいせつに、するからね。
「つついせんせいへ」(1年生)
あかちゃんのことをおはなししてくれてありがとう。ぼくはつついさんのはなしをきいて、かみさまがぼくをえらんでくれてぼくはうれしいなぁとおもいました。しあわせになるまほうのことばや
しあわせにならないことばをおしえてくれてありがとう。ぼくは、しあわせのことばをいっぱいつかってしあわせになりたいなぁとおもいます。つついせんせいありがとう。
…もう、なんて素敵な感性なんでしょう!読んでいて、思わず微笑んでしまうような文章の数々です。
小学生って、本当にキラキラした文章が書けるんですね。(私が小学校1年生の頃には、こんなしっかりした文章はとても書けなかったなあー。)すごいすごい。
下ノ加江小学校のみなさん、本当にありがとうございました。「うれしい」「しあわせ」「ありがとう」という言葉をいっぱい使って、みんなで幸せになりましょうね!
※ 中村覚さんのイラストの ハガキサイズのものを、ご希望の方にメールでプレゼントいたします。
イラストのご感想と、 「王様サンタ」「いちごショート」のどちらをご希望か、お書きください。
クリスマスカードに ピッタリですよ〜♪
|