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第227回●2007年4月1日(日 )

    頑張る新人たち

 

 春のセンバツ、初出場ながら高知代表の室戸高校は、ベスト8と立派に戦いましたね。「甲子園で戦えるだけで嬉しい」という無欲が呼び込んだ勝利。郡部の公立高校が勝ち上がったということで、人口1万8千人の室戸市は大いに盛り上がりました。なにせ、人口の10分の1が甲子園に応援に出かけちゃった、っていうんだからスゴイ。時に若者の持つ力というのは、思いがけなく人々を勇気づけることがあります。

 
 ところで、今年も新入社員研修の時期になり、先週その第1回目の合同研修会が行われました。広いホールは130名ほどの新入社員で埋め尽くされていました。
 この研修会での内訳は、製造業と情報・サービスがそれぞれ3分の1、販売業が4分の1ほどでしょうか。 今年は去年に比べて男性が増え、男性が6割強、女性が4割弱。高卒が5割強から減って4割強、大卒が微増で3割、専門学校・短大卒も微増でした。

 私の担当である「仕事の進め方とビジネスマナー」は3時間半ほどでしたが、二人一組での自己紹介、演習などを組んでいたため、最初は緊張していた受講者も次第にほぐれてきました。

 それと同時に、広い会場ゆえの気のゆるみも出てきます。居眠りをしたり、大口を開けてあくびをしたり。こういう時には注意しないとだらけてしまいます。「今までの学校社会とは違うことを意識してください。皆さんは仕事の一環でここへ来ているのであり、寝るのは会社の恥です。あくびもしてもいいけれど、口に手を当てるくらいの配慮は必要でしょう」と言うと、空気がピシッとしまり、顔を上げて聞いてくれる人が増えました。

 こういう新人たちの素直さは、とても好感が持てます。別に悪気はなく、授業の延長のつもりでいると自然に眠たくなったりするんですよね。(気持ちはわかります!)特に広い会場だと「自分一人くらい…」と思いがちです。でも、前から見ると全員の顔がよく見えるんですよー。(笑)それに、企業は早く即戦力になってもらいたくて、コストや手間をかけて育てているので…。

 夕方のニュースでは、TV局が新人たちにインタビューをしていました。顔を紅潮させ、きれいな目をして「あいさつなど、積極的に頑張ります!」と答える姿はとてもさわやかでした。その思いが、まっすぐお客様に届けばいいなぁと思います。新人の皆さん、頑張ってくださいね。
応援しています!!

 

 
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