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第228回●2007年4月8日(日)

 「中村 覚さん 作品展」

 

 以前このコラムでもご紹介した中村覚さん(200回201回)が現在、
高知医療センターで、作品展を開いています。
4月2日〜14日(土)までの2週間です。
 

 2階の図書館のとなりの廊下に、20枚ほどを展示してあります。広くて静かな廊下は、絵を鑑賞するのにぴったりの雰囲気です。

 その独特な世界観は見る人を思わず引き込んでしまう力があります。

「お便り」(コメントはご本人)

「人とのやりとりで手紙をもらえるのは嬉しいですよね。
この絵は『小学生が描いたの?』と言われるようなラフな絵を描きたかったんです。」

(絵はすべて、クリックすると大きくなります)

「と羽S」(とばす)

「鳥なので飛翔、のようなタイトルを考えたのですが、重すぎるので『とばす』にしました。
空を飛んでいるイメージにしたかったので、羽の字を入れました。
Sは鳥が3羽いるので、複数形のSです。 」

「ミケ。」

「そもそも猫はあまり好きではないんですが、題材としてはよく描きますね。」

この「ミケ。」のとぼけた表情に癒されました、というご覧になった方のコメントが感想ノートにありました。

「ぽっぽ にわとりにわとり ぽっぽ」

中村さんの絵の特徴として、こうした歌うような言葉のタイトルが時々見られるのですが、それもまた独特でユーモラスです。

 「まびと」

「水彩絵の具を重ねて描く書き方と、ぼかしてにじませて描く描き方をミックスさせて
描いてみました。
夏の夜の花火と菊の花をごっちゃにした感じで、この世とあの世の間の生き物と、その景色といった感じでしょうか。」



 「僕はホームページを持っていないので、こうやって紹介してもらえるのは
感謝しています。もしよろしければあと1週間展示してありますので、
ご笑覧くだされば幸いです。」

 


 いかがでしたでしょうか。会場では感想ノートに沢山の方が「宇宙観・世界観がある」「私はこの絵が好きです」などと書かれていました。また、「お便り」のポストカードをプレゼントに置いていたのですが、好評ですぐなくなってしまいました。
 だけど 病院でこうした作品展をするのもとってもいいなあ、と感じました。
病院こそ、こうした「癒し」が必要な場所だと思いますので。

 

 
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