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第239回●2007年6月24日(日)
地域で頑張る「おもちゃ屋さん」
先日、四万十市(旧中村市)での仕事を終え、少し市内を車で走りました。商店街のすぐ近くで、今ではもう滅多に見かけなくなった個人経営のおもちゃ屋さんを見つけ、「懐かしい」と、ぶらっと入ってみました。
お店の名前は「おもちゃのピーポ」です。驚いたことに思ったよりも中はずっと広く、奥行きがありました。そこに様々なおもちゃが整然と並んでいます。
昔ながらのボール、花火、プラモデルなど…。子供の頃わくわくして、おもちゃを見つめていた頃がよみがえってきました。
海洋堂のフィギュアも並んでいました。海洋堂はお菓子のおまけ、いわゆる「食玩」で有名になった会社ですが、今ではフィギュアの世界的メーカーです。海洋堂の宮脇社長は、高知県黒潮町(旧・大方町)出身の方です。昨年は高知県立美術館で、海洋堂のフィギュアを集めた展覧会も行われ、大盛況だったようです。
このお店は昭和37,8年頃にオープンし、それ以来ずっとこの場所で中村の商店街の栄枯盛衰を見守ってきたそうです。「ひな人形」「ガンダム」といったお店の看板にも、時代の流れが感じられました。
実はこのおもちゃ屋さんのターゲット層は、30〜40代。「お宝鑑定団」の影響で、意外と県外のお客様が多く、愛媛や香川からおいでる常連さんもいらっしゃるのだとか。ヤフーのオークションなども上手に使ってビジネスをなさっていらっしゃるここの社長さんは77歳。すごすぎます。
時代の激流をうまく切り抜けていくには、手腕が必要です。まして顧客が縮小する、小さな地方都市では。思いがけなく、外見は昔ながらのおもちゃ屋さんで ビジネスの大事な要素を教えていただいたのでした。
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