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第246回●2007年8月12日(日)

    「よさこい!:付き添い編」

 
 この数ヶ月で一番ハードな仕事を3日間連続でこなした翌日。 体はヘロヘロでも、休む暇もなくよさこい祭りに出る長女の付き添いです。炎天下では50度にもなる車イスで、はたして長女は踊りきることができるのか?トイレ介助や万一に備え、夫と付き添いで回ることになりました。

 長女のチームは「てんてこ舞」。こうちよさこいバリアフリー実行委員会の主催です。当初は障害者中心の踊り子チームでしたが、最近では障害のある・なしに関わらず、みんなで祭りを盛り上げよう!と頑張っているようです。香川や愛媛からも障害のある仲間が集まり、また大阪からも大挙40名が参加してくれました。全部で120名のチームです。
 天気は快晴。朝10時半に知寄町演舞場からスタート。ジリジリと照りつける真夏の太陽の下、忍の一字で我慢。これが一番消耗するし、つらいところです。長いところでは、
2時間待ちすることも…。体力消耗に備え、たいていのチームが給水車や救護車も準備しています。チームを超えて、おしゃべりに花が咲くこともあります。
 1日目は知寄町〜菜園場〜近森会(近森病院前)〜追手筋〜帯屋町〜中央公園〜はりまや橋商店街、と7カ所回って夕食。夜の競演場は親子共々限界になって、予定通りパスしました。踊り子はバスで移動ですが、付き添いは徒歩や車です。あちこちで交通規制が敷かれ、駐車場はどこも一杯なので、車を置くのも一苦労。炎天下で数キロ歩いたら、ものすごく消耗しました。
 高知のよさこいは、北海道と違ってイベントではなく、生活に根付いた「祭り」です。商店街を通れば、地元のおばちゃんがすぐ近くで「暑いろう〜」「頑張りよ!」とパタパタうちわで扇いでくれたり。踊り子との距離が近いんですね。
 踊り終わると接待所で飲み物がふるまわれます。「お疲れさまでした!冷たーいジュース、おいしー梅干し、お姉さんの笑顔をどうぞ」なんて書いてあるのを見かけると、また祭り気分が盛り上がりますね。
駐車場では、県外ナンバーのバスを多く見かけます。香川、愛媛、大阪、静岡、神戸、福岡…。その度に、よさこい祭りがもたらす経済効果の大きさを感じずにはいられません。高知にとってやはりよさこいは、いろんな意味で なくてはならぬものです。
   筋肉痛が残る2日目は午後の1カ所をパスし、上町〜升形〜万々をパス(家で昼食)〜追手筋〜梅ヶ辻という段取りに。ゆったりのスケジュールだったことと、午後休んだので親子とも元気を回復し、無事最後まで踊りきりました。付き添いとしても、一安心。

 ただ、「来年も踊りたい!」という長女に、「もう勘弁してくれ〜。身がもたん!」と思う両親なのでした…。
 
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