WEEKLY "N"　第259回

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第259回●2007年11月12日（月）

　　　「東津野の豊かな自然に抱かれて」

　

	日ごとに秋も深まって来ましたね。昨日の日曜は、津野町（旧・東津野村）に仕事で出かけました。須崎市から車で30分、197号線沿いの道の駅・布施が坂で一休み。　地元産の新鮮な野菜や手作りのお寿司・アイスクリームなど、たくさんのお客様がひっきりなしで駐車場も満杯でした。
	週末はやはりお客様が多く、そのため野菜なども数多く揃えているそうです。この時の気温は9度とかなり寒かったのに、手作りアイスクリームを買われるお客様が多くてビックリ。美味しいものは、みなさんよくご存じですね。
	そこから車で40分ほどでしょうか、天狗高原をめざしました。日本三大カルストのひとつ四国カルストが25kmにわたって広がる、標高1,485mの天狗森。ここを訪れるのは小学生以来です。
	ピリッと身が引き締まるような、清冽な空気。天狗高原は高知県内で初めて、林野庁などから「セラピーロード」に認定されたそうです。「森林浴」の効果を科学的に解明し、リラックス効果が実証された森林を認定しているとか。
	この「セラピーロード」、足下には木のチップが敷き詰められています。なんと、ヒノキだそうで、歩くと柔らかなクッションが心地よいです。
	木々の間から見上げる空は青く、なるほど心身の疲れにも効きそうです。最近は「癒し」がブームですが、確かにこういう所にいると心まできれいになれそうな気がします。
	ここには高原ふれあいの家・天狗荘があります。昔は高知県内のお客様が多かったそうですが、現在は県外からのお客様が多いとか。やはり、山歩きの服装をなさった方が目につきました。
	周囲の山々を一望できる展望風呂もあります。どちらを見ても天空に近い感じで、素敵です。夜は星空がとてもきれいだとか。
	面白いのはこれ！ここは県境に建っているので、駐車場や建物の中に県境ラインがあるんですよ。（建物から見下ろしているので、字が反対ですが…）
	建物の中では、こうなっています。右側が土佐の国（高知県）、左側が伊予の国（愛媛県）。小学生ならずとも、面白がってラインをあちこちしたくなります。（笑）
	帰り際には、音もなく時雨（しぐれ）が降り始めました。山の清らかな空気でリフレッシュした後、「さあ、下界へ下りていこうか…」という気分になったのでした。高原ふれあいの家・天狗荘

　

　

　

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