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第286回●2008年5月17日(土)

 「ジャパンフラワーフェスティバル2008 in こうち

 昨日、ぢばさんセンターで開かれた「ジャパンフラワーフェスティバル2008 in こうち」に行って来ました。これは花き産業の振興と花の消費拡大を目的に、平成3年から開催されている、全国規模の花のイベントです。3月に始まった、高知県内すべてが会場という「花・人・土佐であい博2008」のイベントでもあります。

 午前中に出向くと、会場前には長蛇の列が! これはまずい。あわてて引き返し、お昼過ぎを狙ってもう一度行きました。
 
 会場に入ると、まず赤いはりまや橋と皿鉢を思わせる花のオブジェが出迎えてくれます。「まあ、きれい!」とみなさん、見入っていました。この会場には、10万本の花が飾られています。

 会場の中央には、土佐に受け継がれる自由の精神と情熱を 天高く立ち上る紅の炎のオブジェで表現しています。高さ5メートルあるので、存在感も大きいですね。

 もちろん使われているのは、高知県産の花です。炎を表すのはグロリオサ。高知県はグロリオサでは、全国一の生産量と品質を誇っています。

 この「ミサトレッド」というオリジナル品種は、2002年 オランダでの世界最大級の花の品評会で世界一の評価をもらっています。高知が誇る世界の美しさです。

 隣は「であいの庭」のコーナーです。様々な団体が、庭をイメージしたレイアウトの中で変化に富んだデザインやディスプレイの技を競っています。

 ここは高さもある展示が多く、見応えがありました。

 中でも、独自の世界観を表現していたこちらが目をひきました。高知県知事賞と金賞を受賞した、中村農園の「宇宙 〜Universe〜」です。

 ただ美しさのみではなく、花の素材を十二分に駆使し こういう表現もあるのか、と訴えかけるような強さを感じる作品でした。

 無機質にも思える銀色の壁の前に、大きなゆりが凛とたたずんでいます。不思議な宇宙の広がりを感じさせます。

 

 この茶色のボールは何だと思いますか?
実は、ゆりの球根なのです!その後ろには、芽を出し始めた球根が。 生命のたくましさを感じさせます。
 この大きな花を思わせる部分は、白いゆりの花びらを1枚ずつ重ねて作られています。こういう表現もあるんですね、驚きでした。
 足下には銀色のお盆の上に鏡がありました。そこにゆりの花が映って、不思議な美しさが印象的な作品でした。

 こちらは、「農林水産省生産局長賞」「金賞」を受賞した、日本フラワーデザイナー組合の「フラワーワンダーランド」。見て楽しい作品です。

 

 

 驚いたのは、ある作品の足下にびっしりと敷き詰められた、色とりどりのカーネーションです。その豪華さにはちょっと感動しました。これも、フラワーフェスティバルならではですね。

 バラの人気はやはり根強く、たくさんの人たちが取り囲んで見入っていました。
  結婚式のバージンロードを思わせる「憧れのウエディング」という作品は県立農業大学校と春野高等学校(元春野園芸高校)のコラボ作品です。写真を撮ってもらう女性は、なんだか嬉しそう。(笑)
 会場にはフラワーアレンジメント、ブーケ、コラージュ・押し花、フラワーマーケットなどもあり、本当にたくさんの方々が花の美しさに見とれていました。この初日の入場者数は9500人だったそうです。
フリーデザイン部門は、全国から出品された様々な作品を展示していました。花だけでなく、クリスタルビーズやワイヤーなどを使った立体的な作品も見られました。
 最近人気のプリザーブドフラワーもありました。本物の花の水分を保存料と置き換え、見た目が生花そのままの花です。透明なケースの中で、変わらない美しさで咲き続けます。
 花の額縁の可愛らしい作品をデジカメに撮っている小学生もいました。微笑ましい光景ですね。
 会場はともかく、カメラを手にした人が本当に多かったです。デジカメだけでなく、ケータイのカメラで撮っている人も多かったですね。確かに花がきれいなので、ケータイの待ち受け画面にするには最適!(笑)私も、結構撮りました。

 気軽に花を堪能できるこのイベント、3日間で4万5千人もの集客があったそうです。(19日・記)チケットにはフラワーギフトなどが当たるプレゼントの抽選番号も記載されています。当選発表は5月下旬だとか。これも楽しみにしておきましょう。

 
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