第322回●2009年1月25日(日)
「台湾同窓会旅行B〜食事編」
メニューは・・・前菜から始まり、13種類。事前に鄭くんが打ち合わせして料理を決めてくれたそうで、どの料理も深い味わいがあり、とてもおいしかったです。
高級店なので、価格は1人2500元(約7000円)くらい。でも、鄭くんのおごり分もあったので、実際はもっとかかっていたはずです。景色といいお味といい、滅多に味わえないセレブ気分でした。
2日目の朝食は、地元の方々が行列をなす豆乳のお店に行きました。飾り気が無く、簡素な席はお店と言うより、市場ですねえ。 台湾では三食外食だそうで、注文を頼む人々がズラーッと 列を作って待っていました。雰囲気は高知の「ひろめ市場」に近い感じです。
行列は階段の途中まで伸びていました。ここは予約ができないため、事前に鄭くんがくれたメニューで注文をとっておき、男性陣が列に並び、女性陣は13人分の席取り。 席を確保して、30分ほど待ったでしょうか。
朝食の基本的取り合わせは飲み物+点心(食事がわりの軽い食品)。豆乳は結構甘いのが主体なんですが、みんなに一番人気だったのは塩味の、具入りの豆乳(25元=約70円)でした。 これに、中に卵焼きをはさんだ焼き餅(長方形のパンケーキ)をつけても、200円ちょっと。とっても安くておいしい、庶民の朝食です。
中央にあるのは揚げパン。みんなで分けました。
小籠包と牛肉麺。小籠包は 180元(約500円)
タレに漬け、ショウガの千切りをのせて
さて、2日目の夕食。北京ダックが有名という「陶然亭」へ。欣葉101や鼎泰豊でもそうでしたが、ここでもあちこちから日本語が聞こえてきました。(しかも関西弁。)ホントに日本人は多いんだなあ、と感じました。
ここのコース料理は、1人700元(約2千円)という信じられない安さで、13品目もありました。
皮と肉とネギを巻きます
ちょっとゲテモノでは、夜店で見た、鶏の足先がありました。日本では「もみじ」と呼ばれています。見た目はちょっと…ですが、実は安くてコラーゲンを豊富に含んだ体に優しい食材なんだそうです。 独特の臭みがある羊料理などもあり、こうした庶民派の食べ物が並ぶ所は雰囲気が大阪ミナミに近いかなと思いました。
最後に、意外だったこと。三越の地下食料品売り場で見た光景はちょっと驚きでした。なんと、日本製の食品が日本語混じりでズラッと並んでいたのです。ここは日本のスーパーか?と見まごうような感じでした。
鄭くんによると、「台湾は国力が弱いので、(自国で作るよりは)日本から輸入しているんだよ」ということでした。台湾の食文化も、幅広いということですね…。